ツアー２日目。　１２月３１日、ホテルの９階で和食の朝食を済ませ、朝８時ホテルを出発。　 雪の残った高速道路を低速で走り能登半島の輪島に到着。　最初に輪島塗の漆器工房に立ち寄り輪島塗の漆器類の製造工程や展示品を見てお土産に箸と茶筒を買った。　漆器工房の次に輪島の朝市に行く。　売っている人は地元のおばあちゃんが多い。　この日は大晦日で、ガイドの話によるといつもの半分程度しか店を出していないとか。やはりお正月の支度で忙しいとか。
輪島の朝市

輪島の朝市を見物したあと、西側の海岸近くの道を通り巌門へ。 巌門は日本海の荒波によって火成岩がむきだしとなった断崖が多く、豪壮な海岸の眺めをつくりだしている。富来町の海岸線、約29kmを能登金剛と呼ばれ巌門を含む一帯は国定公園となっている。　またここは松本清張の小説「ゼロの焦点」の舞台となったところで松本清張自筆の石碑もあった。 遊歩道を下に降りていく途中に、源義経が兄・頼朝の追手から逃れて身を潜めていたという伝説が残る大きな洞窟もあった。

巌門からさらに南へ走り、気多大社を通り、同じ海岸沿いの千里浜へ到着。　レストハウスで休憩した後、バスは突然、海のほうに入っていき、砂浜を走lり始めた。　ここでは海岸沿いに約8km、砂浜上のドライブが楽しめるという。　粒子の細かい砂が海水を含んだことにより、車が通れるほど固くなったドライブウェイは、大型バスの通行も可能で春〜秋は浜焼を売る茶店などが並びという。　この日はさすがに店は出ていなかった。　それにしても砂浜をバスで走るは初めての体験で、びっくりした。

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