somewhere

２０１１年
№　1 ３

Somewhere

観　賞　日
2011. 04. 05

オフィシャルサイト

I n t r o d u c t i o n

　ソフィア・コッポラ監督が、すさんだセレブ生活を送る映画スターと、前妻との娘である思春期の少女との束の間の心のふれあいを綴るハートフル・ヒューマン・ストーリー。主演は「パブリック・エネミーズ」のスティーヴン・ドーフと「バベル」のエル・ファニング。2010年のヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。

[あらすじ]
　ハリウッドの映画スター、ジョニー・マルコ。ロサンゼルスのホテル“シャトー・マーモント”を住まいに、高級車を乗り回してはパーティーで酒と女に明け暮れ、まさにセレブらしい派手な生活を送っていた。しかし、それはいずれも孤独な彼の空虚感を紛らわすだけに過ぎなかった。ある日、ジョニーは前妻と同居する11歳の娘クレオを夜まで預かり、親子の短いひとときを過ごす。それからほどなくして、自堕落な日常へ戻っていた彼の前に、再びクレオが現われる。前妻が突然家を空けるため、今度はしばらくの間、娘の面倒を見ることに。やがて、授賞式出席のためクレオと一緒にイタリアへと向かうジョニーだったが…。

こどうしてだろう、
娘との時間が美しいのは。

　上映時間：　１時間３８分
　制作国　：　アメリカ
　原　題　：　SOMEWHERE
　日本公開：　2011/0４/０2
　ジャンル：　ドラマ
　監　督　：　ソフィア・コッポラ
　脚　本　：　ソフィア・コッポラ

『Ｓｏｍｅｗｈｅｒｅ』　１１年

Ｃａｓｔ
-	主な出演者	英　名	役　名
	スティーヴン・ドーフ	Stephen Dorff	ジョニー・マルコ
	エル・ファニング	Elle Fanning	クレオ
-	クリス・ポンティアス	Chris Pontius	サミー
-	ララ・スロートマン	Lala Sloatman	-
-	クリスティーナ・シャノン	Kristina Shannon	-

鑑賞後の一言
　この映画はどんなストーリーで何を表現したいのかわからなかった。　娘役のエル・ファニングが、とにかくとても可愛いので、その印象だけが強かった。彼女はあとで調べると、２００２年に観た「アイ・アム・サム」に姉のダコタ・ファニングと一緒に出演していた。この映画はせりふは少なく沈黙の多い演出。ハリウッドスターの華やかな生活だが、ホテルでの一人暮らしで贅沢な暮しの反面、常に寂しさが残り、時々会う前妻の娘と過ごす時間が癒され幸せを感じる雰囲気とが対照的なコントラストを感じさせる。これがこの作品のポイントなのかも知れないが、やはり最後までこの映画はストーリーのない映画で自分的には、ちょっと不完全燃焼の作品だった。