北京・西安旅日記－5（西安観光-2）


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　４日目　西安観光-2（華清池、大雁塔、興慶宮公園、唐歌舞ショー）

　　北京・西安の旅４日目後半　昼食を済ませたあと、楊貴妃が入ったお風呂のある華清池に行きました。秦の始皇帝を始め歴代皇帝の保養地として利用されてきた温泉地。特に、唐代の玄宗皇帝と楊貴妃がこのんで利用したお風呂があります。
　華清池への入口
  　この写真の左側が池で右の建物が「飛霜殿」ここは玄宗皇帝と楊貴妃が泊まった寝室のある建物で、源泉を引き込んであったため冬でも暖かく屋根には霜も付かないということから「飛霜殿」と呼ばれた。

  　なまめかしい楊貴妃の像が立っています。
 楊貴妃像を囲んでいくつかの湯殿が配置されています
  楊貴妃専用の湯殿「海棠湯」


  玄宗皇帝専用の湯殿「蓮花湯」
　10.6m×6mの白大理石造り

　

  玄奘三蔵ゆかりの大雁塔のある慈恩寺にやってきました
  慈恩寺の入口
唐の第３代皇帝高宗が、母である文徳皇后を供養する為に建立した寺院

  　大雁塔（だいがんとう ）は652年に唐の高僧玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典や仏像などを保存するために、高宗に申し出て建立した塔。　高さが64メートルもあり小説「西遊記」の三蔵法師のモデルと言われる玄奘がインドから持ち帰った経典が保存されています。  　当初は５層で８世紀１０層に改築されました。後に地震で上層部が崩壊し、現在は明代の改修で７層となっている。

　

　

　興慶宮公園（こうけいきゅうこうえん）にやってきました。唐の興慶宮は玄宗李隆基が皇太子の時に作った宮殿。唐の開元2年(714年)に即位した後、皇宮に改築した。当時の面積はおよそ135haで、北京の故宮の倍の広さがあった。宮殿内には楼閣がそびえ立ち、木や花々が植えられ、湖には船影が映り、唐の時代長安から最も近い皇帝の大庭園だった
 興慶宮公園（こうけいきゅうこうえん）の入口。  興慶宮は唐玄宗の朝廷政治の中心地で、玄宗と楊貴妃が長期に渡って居住した。その設計には中国の伝統様式が継承されながら、国外の庭園様式の良さも取り入れられている。日本の遣唐使藤原清河と留学生阿倍仲麻呂(698～770)もここへ来ている。  西安と奈良が姉妹都市となって5周年、1978年7月に、園内で阿倍仲麻呂記念碑の除幕式が盛大に行なわれ、日中友好の象徴となった。

　

　北京・西安旅行４日目の夜、　西安での夕食はあの西安餃子です
１７時４５分、「夕食会場」　兼　「唐歌舞ショー」　の劇場にやってきました。
「夕食会場」兼「唐歌舞ショー」の劇場 　まだ時間が早いせいか、客は少ないです。安いツアーなので、また後ろの方かと思ったら、なんと今度は前から２番目くらいのテープで、ラッキーです。 まずは、食事です。西安といえば、餃子です。　せいろで蒸された餃子が運ばれてきました。そうです。中国では、蒸し餃子か水餃子なんです。全員、注目のまなこです

　続々と、蒸し餃子が運ばれてきます。ひとつのせいろの中にも２種類の具が入っていて、均等に分けなければなりませんが、間違えて同じものをだぶって食べてしまう人もいて、ひたすら、謝る人がいましたが、それも愛嬌で和みました。動物？の顔のような餃子も出てきました。全部で８種類くらいでしょうか。ひとつは小さいですが、数を食べるので、だんだんお腹が膨れてきました。とにかく、日本人にもなじみの餃子料理なので、皆さん、大満足です。最後には、焼き餃子も、そしてまんじゅうのような餃子も出てきました。
このあと、この席のまま、唐歌舞ショーを鑑賞します。

 


　１９時３０分、唐歌舞ショーが始まりました。それぞれのシーンの前に、男と女の二人が必ず出てきて、演目を紹介します。ちょっとコミカルなしゃべりです
　 最初のシーンは、中国琴や中国の弦楽器による演奏です。（写真クリックで拡大） 　大雁塔を背景に天女のような踊り ここからはティーンエイジャーたちが踊ります。まだあどけない少女たちでかわいいです
 背景に天女たちの舞  メインのダンサーはきれいですね  そして最後のフィナーレ（写真クリックで拡大）

唐歌舞ショーの一部　（その1）
唐歌舞ショーの一部　（その2）
 唐歌舞ショーの一部　（その3）
 ２０時４０分ころ、ショーは終わりました。

　劇場からホテルに向かう途中西安中心部の鐘楼や門がライトアップされてきれいでした。西安中心部にある城壁の東西の門、南北の門からの広い道路が交わる城内の中心に、「鐘楼」がある。ガイドブックによると「外観３層、内部２層の重建復屋楼閣で、１３８４年時を告げる鐘を鳴らすために建てられ、１５８２年に現在地に移されたという

４日目、西安の観光を終えて夜９時半頃、ホテルに戻りました。

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