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題 名 |
あ ら す じ |
| く |
愚者のエンドロール |
「気になります」文化祭に出展する自主映画を観て千反田えるが呟いた。映画のラストでは、密室で少年が死に。誰が殺したのか？その方法は？だが、すべてが明かされぬまま映画は尻切れトンボで終わる。続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した。 |
| く |
クドリャフカの順番 |
待望の文化祭。奉太郎が所属する古典部で大問題が。手違いで文集「氷菓」を作りすぎた。頭を抱える時、学内では奇妙な連続盗難事件が。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲など。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう。目指すは文集の完売だ。 |
| さ |
さよなら妖精 |
雨宿りをする一人の少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国から俺たちの街にやってきた少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、俺たちの最大の謎解きが始まる。謎を解くカギは記憶の中に。 |
| と |
遠まわりする雛 |
折木奉太郎は古典部員、千反田えるの頼みで、地元の祭事「生き雛まつり」へ参加する。十二単をまとった｢生き雛｣が町を練り歩くという祭りだが、連絡の手違いで開催が危ぶまれる事態に。千反田の機転で祭事は無事に執り行われたが、その｢手違い｣が気になる彼女は奉太郎と共に真相を推理する。
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| ひ |
氷菓 |
密室になった教室。毎週必ず借り出される本。そして「氷菓」という名の文集に秘められた３３年前の真実。何事にも積極的にはか関わろうとしない省エネ少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていく。 |
| ふ |
ふたりの距離の概算 |
春を迎え高校二年生になった奉太郎たちの古典部に新入生・大日向友子が仮入部する。千反田たちともすぐに馴染んだ大日向だが、ある日、謎の言葉を残し、入部はしないと告げる。奉太郎は、入部締切日に開催されたマラソン大会を走りながら、心変わりの真相を推理する。 |
| ほ |
ボトルネック |
死んだ恋人を追悼しに東尋坊を訪れた僕は、断崖から墜落した・・はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街に。不可解な思いで自宅に戻った僕を迎えたのは、見知らぬ「姉」。ここでは、僕は「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」を描き切る青春ミステリ。 |
