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題 名 |
あ ら す じ |
| う |
淡紅の女の殺人 |
横浜、神戸、函館、門司。港町ばかりに続けて起こった四つの殺人事件。二階堂日美子は港町探偵・ポートアイを名乗る旧友の遊佐るりと捜査にのりだす。二人の明晰な推理で事件は落着するかに思われたが、門司の事件で犯人が残した淡い紅花染めの布から恐るべき真相が。 |
| は |
函館・江差旅情殺人 |
凶悪な強盗団が鎌倉駅前の宝石店を襲う。一味の手口は店主夫妻を射殺し、右耳を切り落とす残虐さ。後藤刑事は、現場で拾ったボールペンから函館潜伏中の犯人に迫るが打たれて重傷を負う。かつての上司・二階堂は大熊刑事や日美子とともに、急遽、函館へ。 |
| ま |
枕草子殺人事件 |
友人に誘われて京都ツアーを楽しみにする日美子だったが、旅を占ったカードは、砂漠を裸足で歩く男。事件の予感。彼女が旅立った日、鎌倉のマンションで火災が発生、女流作家が死体で発見。ダイイング・メッセージとして残された枕草子の一節が殺人トリックに挑む。 |
| や |
大和路殺人事件 |
横浜で探偵業を営む神里の事務所に、春日病院の事務員が血塗れで現れ事切れた。続いて、財務局の檜垣が、何者かに刺殺。二人とも、春日病院に入院している富豪・南部寿美に資産の相談を受けていた。南部は短歌を遺言に死亡。神里は短歌に事件の鍵があると、大和路へと向かう。 |
