読書録 松本清張作品


更新日:2012. 12. 13
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私が読んだ 松本清張 作品一覧

題      名 あ      ら      す      じ
TVの視聴率に、局は一喜一憂し、番組制作者は才能を問われ、人事まで左右される。だが存在さえもはっきりしない調査メーターの集計は信用に値するか?一通の投書に端を発し、その実態を掴むため、視聴率調査会社の執拗な監視を開始した二人の男と一人の女。やがて、明らかにされる意外な事実が。。
失踪 院長と婦長が揃って失踪。数日後、今度はその病院の薬剤師が首を吊り、事務長が屋上から飛び降りた。衰微から再び繁盛し始めた病院の暗部に迫る叙述ミステリー他文庫本初登場傑作短編ミステリー集。
喪失の儀礼 製薬会社と癒着している医学界の現状を批判した大学病院の医局員が、名古屋のホテルで他殺体となって発見。手首の動脈を切って、湯の中で徐々に脱血させ、死亡させるという異常なもの。2ヵ月後、ほぼ同じ方法で開業医も。医師と製薬会の荒廃した連繋と愛憎関係がもたらした連続殺人事件を描く。
断崖 北海道の景勝地にある宿泊所。そこで働く老人はある日自殺志願の女を救った。その夜、女を介抱していた老人は、自分の中で蠢く熱い欲求に気づく。老人の性と、そこから起こる悲劇を描いた表題作など短編集。

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