読書録　堂場瞬一作品


更新日：2023. 4. 3
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私が読んだ　堂場瞬一　作品一覧

題　　　　　　名 あ　　　　　　ら　　　　　　す　　　　　　じ
あ 悪の包囲 岩倉の犯罪に対する異様な記憶力を研究材料にすべく執拗に付きまとうサイバー犯罪対策課の福沢が殺された。事件の直前に衆人環視の中で福沢と小競り合いを演じた岩倉は、容疑者扱いされ捜査本部から外される。身の潔白を証明すべく独自捜査。事件の背後に謎の武器密売組織METOの存在が。
か 影の守護者 団地交番で警察官が射殺された。支援課にも出動要請。遺族に面会する村野。。遺族の息子は捜査一課の刑事だった。さらに事件で使われた拳銃が５年前の交番襲撃で奪われたものだった。自らの手で犯人逮捕と息巻く息子の刑事に村野は二人だけの秘密操作を提案する。
き 共犯捜査 福岡で資産家の女児誘拐事件が発生。刑事・皆川は、身代金を奪った犯人を追い詰め溺死させてしまう。被害者への手がかりを失い焦る捜査陣。だが共犯者の存在が浮かび、次なる幼児誘拐が発生。皆川は、複雑な連続誘拐に翻弄されるも、命を張って犯人を追い詰めていく。
  共謀捜査 警察官僚の永井がフランスで拉致された。永井はICPO出向中のため、部下の保井凛がリヨン署と協力し捜査を開始。犯人は身代金を要求。東京では、警視庁捜査一課の神谷に警察庁から特命が下る。かつての捜査チームが招集され、元刑事殺しの裏を探る。国際的犯罪組織壊滅のため仕組まれた意想外のたくらみとは。
く 空白の家族 人気子役の少女が誘拐され、支援のため状況把握に動き出した村野。程なく少女の父親が、大規模な未公開株詐欺事件で有罪となった男だと知る。犯人の正体が掴めずに焦る村野だったが、別途支援要請を受けた火災による不審死に、誘拐との奇妙な接点を見出す。
く 愚者の連鎖
(アナザーフェイス７)		 参事官の指令で、完全黙秘を続ける連続窃盗犯の取り調べを行うことになった刑事総務課の大友鉄。その沈黙にてこずる中、めったに現場には来ないはずの参事官と、事件担当の検事まで所轄に姿を現す。背後にはいったい何が？異色のシングルファーザー刑事の活躍を描き人気を博す「アナザーフェイス」シリーズ長編第七弾。
け 決断の刻 ある企業の子会社で男性社員殺害と女性社員の行方不明事件が起きた。時を同じく同社の贈賄事件を捜査中の所轄署の刑事が失踪。刑事課長と同社社長はかねてより信頼関係が。ラグビーという固い絆も。刑事課長は署長への道を模索し、社長は本社役員の座を狙う。二人それぞれの正義とは?
検証捜査 神谷警部補は、捜査一課の敏腕刑事だったが、伊豆大島署に左遷中。彼に本庁から神奈川県警に出頭命令が。その特命は、連続婦女暴行殺人事件の犯人を誤認逮捕した県警そのものを捜査すること。本庁、大阪、福岡などから刑事が招集されチームを編成。検証を進めるうち、県警の杜撰な捜査ぶりが。
し 邪心 リベンジポルノの相談が大学院生の綾子から村野ら支援課に持ち込まれた。猥褻ぎりぎりの画像に、対処に迷った村野達だったが、被害者支援のボランティアをする愛と綾子が暴漢に襲われ事件は加速。「被害者支援」という前人未到の新テーマ。
時効の果て ベテラン刑事・岩倉剛はコンビニの前で固まる。驚愕させた週刊誌の見出しは、三十一年前迷宮入りしたバラバラ殺人事件の新証言。警察のメンツを守るため、そして刑事になった契機の事件を追うため、知性派刑事二人が動き出す。捜査を阻む時の壁に挑む。
執着 捜査一課から所轄へ異動する澤村。その署にストーカー被害を訴えていた竹山理紗が、無残な焼死体。理紗に付きまとっていた男も姿を消す。事件を未然に防げなかった警察の失態と、それをあざ笑う大胆な凶行。冷酷な犯人を追い、澤村の執念の追跡が始まる。
た 奪還の日 捜査一課への異動した一之瀬は、強行班へ加わった後輩の春山と福島へ出張した。強盗殺人事件の指名手配犯が県内で確保され、その身柄を引き取るため。被疑者を乗せ福島駅に向かう途中、護送車が襲撃され−−。刑事たちの奮闘を描く。
  垂れ込み １５年前の殺人事件の犯人を知っている。直接会って話したい。未解決事件を扱う追跡捜査係に男から垂れ込みが。電話を受けた沖田は待ち合わせ場所に向かうが男は現れない。接触を試みる沖田をよそに追っても無駄だと１０年前の別の事件の資料を掘り返す同係の西川。果たして事態は予想外の方向へ
と 特捜本部 海浜公園のごみ箱から、切断された女性の腕が見つかる。その指にカレッジリングがあったことで、母校の大学に向かう一之瀬。警視庁捜査一課異動後初めての特捜本部は、波乱含みのスタートに。
ふ 不信の鎖 ブラック企業のハウスメーカー社長の娘が殺害。二年前の事件。意外な犯人の自供で捜査が急展開。怒りを爆発させる被害者の父・大崎と村野は再度向き合う。執拗に取材を続ける記者と部下の不審な接触。
ほ ボーダーズ 銀行立てこもり事件発生。男性客が刺殺され犯人を逮捕。警視庁SCU(特殊事件対策班)八神は、キャップの結城から被害者藤岡を調べるよう指示。藤岡は、４０年前に機動隊員殺しで、公安に追われていた。犯人、被害者、公安、複雑に絡む事件の真相とは?
み 見えざる貌 ジョギングを楽しむ女性が立て続けに襲われる。被害者に共通点はなく、通り魔的な犯行と考えられた。皇居周辺は千代田署と半蔵門署で管轄を分割しており、一之瀬は同期の若杉と共に警戒に当たるが、第三の事件、女性タレントが襲撃された。。
む 報い 警察に届けられた一冊の日記。記された内容から、二年前に起きた強盗致死事件の容疑者として、辰巳という男が浮上。未解決事件を追う追跡捜査係の沖田は宇都宮に急行するも、到着直後、辰巳は、死亡してしまう。容疑者特定の矢先の出来事に、沖田と栃木県警は当惑を隠せず、同係の西川は別の事件の資料を読み返し、頭を悩ませる。
め 迷路の始まり 管内で発生した殺人事件の被害男性が、同時期に別の場所で殺された女と接点があることが判明。精密機械メーカー勤務の男とテレビでも活躍する女性経済評論家はどこでつながったのか−。意見の相違から本部内で浮き、捜査より外された岩倉刑事だが、徐々に真相が明らかになる中、得体のしれぬ犯罪組織が姿を現す。
も 潜る女 結婚詐欺グループの一員と思しき女・荒川美満の内定を依頼された大友哲。美智留は元シンクロ選手でスポーツジムのインストラクター。大友は得意の演技力で美智留に接近し、事件の裏に潜む複雑な事情に分け入っていく。

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