８/１１（金）　ブルノ　（チェコ）〜　バラトン湖（ハンガリー）

　　今日の午前中はチェコ第２の都市ブルノでのフリータイム。　朝食後ブルノの旧市街へ散策に出かけた。　最初にブルノ駅まで歩いていくと古い駅舎が見えプラットホームにはフリーに入れ何台かの列車が止まっていた。　駅前の売店でトラムのチケットを１０コルナで買うと３０分有効のチケットだった。　案内の地図をみて路線番号を確認してから１２番のトラムに乗り機械にチケットを挿入すると乗車時の時刻がスタンプされた。　ウィーンと同じシステムのようだ。　乗り降りの時にはチェックはないが時々検札があって不正乗車をしていた場合は高額な罰金を課せられるらしい。　トラムでホテル近くまで行き近くのヤコブ教会を見学した後、自由広場のオープンカフェで休憩しコーヒーを飲んだ。　その後、緑の広場では野菜や果物花などを売る青空市が開かれていて地元の人が日常の買い物をしていた。　青空市から直のところにもう一つの有名な聖ペトロ・パヴロ教会があり中を見学してから再び自由広場を通ってホテルに戻った。　１１時にチェックアウトしてバッグをバスに積んだ後、ツアー客全員、徒歩でレストランに行き昼食をとる。　

ブルノ駅　（チェコ）

ブルノ駅プラットホーム

ハンガリー国鉄の女性駅員

ホテルの前にあるシュピルベルク城

ブルノ市街

自由広場のカフェで語らうブルノの学生

自由広場のカフェにサングラスの怪しい男

緑の広場

緑の広場で青空市が開かれている

　　昼食後ブルノのホテルに戻りそのままバスでバラトン湖に向かう。　ブルノを出発してから１時間程でチェコとオーストリアの国境にさしかかる。　手前のチェコ出国の税関でチェコで購入したお土産の免税証明を受ける。　書類に税関のスタンプをもらい後は税金払い戻しの申請書を郵送すると税金分が振り込まれるかクレジットカード会社から戻るらしい。　チェコ側の出国手続きは簡単にすんだがオーストリア入国チェックでは係官がバスに乗り込んできて一人づつ全員のパスポートにスタンプを押していた。　これは観光客向けのサービスらしい。

　オーストリアに入ってからは週末とＦ１グランプリの開催でハンガリー方面に向かう車で高速道路が渋滞し、時折ノロノロ状態。　チェコ国境から２時間ほど走って今度はハンガリー国境の手前で国境を通過する車が長打の列。　今までの国境では乗用車、バス、トラックと別々のレーンがあったがここでは直前まで乗用車と同一レーンのため前に進むまでかなりの時間がとられた。

ブルノ市内にある道路標識

チェコ／オーストリア国境

オーストリア税関係官の入国チェック

　　途中の渋滞で予定より遅れて１９：３０頃ようやくハンガリーの有名な避暑地であるバラトン湖に到着。　湖岸のリゾートホテルにチェックイン。　ここのホテルは古い建物のせいかエレベーターのドアは自分の手で開けて乗り降りする構造である。　ここでは夕食が付いていないので部屋に荷物を置いてそのまますぐに食事に出かける。

　リゾート地らしくバカンスで訪れている地元の人から旅行者まで様々な人たちが湖岸と平行した道を歩いている。　

　　道の両側にはレストランやみやげ物店、そして小さな屋台風の店が連なっており、店の前にはイスとテーブルがあり、飲食しながら談笑したり酒を飲んで騒いでいる若者たちが沢山見られた。　とりあえずハーバーの方に向かって歩いていると別のグループの添乗員と出会い、いいレストランがないか訪ねると中華料理店が一軒だけあると聞いて、すぐにそこへ向かった。　今日はたまたまワイン祭りをやっていてハーバーでは特設ステージ上で民族ダンスを踊っている人たちがいた。　ゆっくり見たかったがお腹が空いていたので先に中華料理店に行った。　

　　中華料理店では何処の国でも中国人がいると思っていたが、従業員は現地の人で料理も本格的なものではなかったが、旅行中は肉とジャガイモ料理ばかりだったので、どれもとても美味しかった。　もっとびっりしたのは酢豚、春巻き、焼きそば、春雨スープそしてビールまで飲んで二人で日本円で８００円くらいにしかならない。　間違いかと思ったが、ハンガリーの物価はこれほど安い。　公務員の給与が３万円位と聞いていたから。

バラトン湖畔に連なるレストランや露店

バラトン湖畔に連なるレストランや露店

バラトン湖のハーバー

バラトン湖ワイン祭りでの民族ダンス

バラトン湖ワイン祭りでの民族ダンス

ハーバー近くのレストランでダンスに興じる人達