タイ旅日記-２

　　　　　　　　　　　タイ旅日記　(3日目)

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３日目　バンコク郊外の観光へ　　ホテルで朝食後、昨日と同じワゴン車でバンコク郊外観光に出発。　運転席を含めて４列のシートで、ガイドのウィローさんは運転席となりの助手席に座り、後ろを振り返って、我々に案内や説明をしてくれる。　２列目、３列目、４列列目に我々３組６人のツアー客が座る。　公平を期すためツアー客同士が自主的に１日ごとに席を変えることにした。　３列なのでそれほど違いはないが、　なぜかこの車はクーラーの効きが悪く後ろの席ほど暑いだろうということもあったため。
ココナツオイルを作るタイの女性	観光客が椰子の実を削る体験をしている	ココナツ・ファーム　車で１時間半ほど走って、最初に、椰子の実を実演加工して、出来た品物を販売している所に立ち寄る。　椰子の実は捨てるところがなく、ココナツ油、石鹸、飴、砂糖などに加工され、中の果汁は飲み物として、内側の果肉も食用として、外の皮は木や竹と同じように加工されて、いろいろな道具に生まれ変わる。

ダムヌンサドゥアク水上マーケット　ココナツファームから１５分ほど走ったところに水上マーケットに向かう船乗り場があり、運河を一方通行で次から次へと４～６人乗りの船が観光客を乗せて走っていく。　我々も乗り込むと、狭い運河を猛スピードで走る。　運河の両岸には高床式の家があり、生活の様子が見られる。　すぐに到着すると思ってたが、意外にも２０分くらい船で走り続けてようやくにぎやかで、いろいろな物を売っているところに着き、船を下りた。
水上マーケットに向かう船乗り場	猛スピードで狭い運河を走る	途中反対方向からの船とすれ違う
そこにはフルーツから、バッグ、帽子、民芸品等、いろいろなものを売りに来ている船が密集し、訪れた多くの観光客に必死で声をかけて商品を売ろうとしている。　日本人観光客も多いので、日本人には日本語で話しかけてくる。　フルーツが安くておいしそうなので、椰子の実のジュース、マンゴー、モンキーバナナ、ドラゴンフルーツなど自分たちで買ったり、ガイドさんや、ツアー仲間の人たちから頂いたりして食した。　一時間ほどの自由時間を過ごした後、帰りも船で戻るかと思ったら、そこにバスが迎えに来ていた。
船が密集しいろいろなものを売る	椰子の実ジュースを買う観光客	船いっぱいに商品を積んで売りに来る

ナコンパトム　水上マーケットの次に訪れたのはタイで最も古い都市、ナコンパトム。　インドシナ半島で最初に仏教が伝わり、初めて仏塔が建てられた地で現在も街のシンボルは、プラパトムチェディという釣鐘型の大仏塔だ。　高さが120メートルを超える巨大なもので、４世紀ごろインド軍が建てたのが始まりとされる。　その後クメールによって破壊されたが、のちにラマ４世が再建して今の姿になったそうだ。
世界一高い大きな塔にびっくり	タイの仏像は金色が多く、金箔を貼り付けた仏像もある	立仏象

ローズガーデン　次に訪れたのはローズガーデンという観光客向けのレジャーランド。　ここのレストランで最初にビュッフェランチを食べる。　ここも100%観光客だけ。　食後は施設内で最初に象のショーを見る。　像使いが像の頭に乗って象にさまざまな芸をさせる。
レストランで昼食を楽しむツアー一行	象のショー	象使いが自在に象を操る
象のショーが終わると隣のタイビレッジで行われる伝統文化ショーを見る。　タイの宗教儀式、バンブーダンス、闘鶏、タイ式ボクシング、タイ式結婚披露宴など、タイの踊りや文化をショー形式でわかりやすく見せてくれた。　タイの舞踊では手の形と動きが独特で美しく、ボクシングはショーといえども本気モードで戦って迫力満点。
聖職者になるための伝統的な儀式の行進	ムエタイ　(タイ式ボクシング)	タイ中央部のビチャーニー・ダンス
ナギー・サランダンス		ナギー・サランダンス

　

　

　

伊勢丹と免税ショップへ　タイ郊外のローズガーデンからバンコク市内に戻ってから、時間が余ったのか、行きたいところを聞かれたりして伊勢丹や免税ショップのある大きなショッピングセンターに行き、しばらくの間自由行動となったので、我々はタイの伊勢丹でお土産を買った。　その後夕方５時頃、毎夜開かれるというスアンルム・ナイトマーケットへ。　最初にざっとオープン前のマーケット周辺を下見させてくれて、その後近くのレストランで早い夕食をとった。
スアンルム・ナイトマーケット　夕食後、約１時間の自由行動で、ナイトマーケットに。　元タイ国軍士官学校跡地で、１９万２千平米の広大な敷地に、３，７００軒以上の店舗（一区画２ｍ×２．５ｍ）が、衣料品・アクセサリー、手工芸品、土産物品、雑貨などのゾーンに分かれてずらりと並んでいる。似たような店が多く、売り子もまるで商売っ気がなく、テレビを見たり、本を読んだりと売ろうという意欲はまったくなかった。　結局いろいろと見て回ったが、特に買うものもなかったので早めに集合場所に戻って休憩した。

ニューハーフショー　ナイトマーケットの自由行動が終わり、今日の予定は終了したが、夜８時頃、我々二人だけはオプションのニューハーフショーに出かける。　ナイトマーケットからタクシーで１５分くらいのところにある劇場へ。　ガイドさんがチケットを買ってくれて劇場内に入る。　まだ開演まで３０分ほどあり、席に着くとチケット代に含まれているドリンクのオーダーを取りに来たので、注文し、開演を待つ。８時４５分開演と共に松田聖子の「赤いスィートピー」の歌声とともにスポットライトに、まさに松田聖子そっくりの風貌と衣装を身に着けた、タイのセイコちゃんが登場。　雰囲気もそっくりで、歌もうまくちょっとびっくり。
一番人気のセイコちゃん	宝塚のレビューみたい

その後も次々と美女が登場し、有名な歌を披露していく。観光客にあわせてか主に日本、アメリカ、中国、そして自国タイの歌が多い。　途中道化役のおもしろい美女?も登場し大いに笑わせてくれたり、宝塚のレビューのようなきれいな踊りもみせてくれたりして、楽しめた。	客席に下りて歌う	道化役の美女? 大いに笑わせてくれた
終演後、ロビーで観客の帰りを見送る美女たち		最後は全員がステージに登場し、一人づつ客席の通路を通って外に出て行き、ロビーで我々の帰りを待つ。そして彼らのチップにもなる４０バーツで客が気に入った美女と一緒に写真が撮れる。
トップスターで一番人気があるタイのセイコちゃん達と記念写真を撮る観光客。	一番人気のセイコちゃんと撮影する観光客	コミカルな美女と並んで撮影する観光客
今日の昼食はビュッフェランチ　(at ROSE GARDEN)。　メニューが豊富で楽しめた。夕食は海鮮料理　(at SUAN LUM SEAFOOD)。　カニやえびもあったが、ちょっと食べにくいものが多かった。

　

　

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