ドイツ・スイス・パリ旅日記−第２日目(2)（ローテンブルク）


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　９/６（日）-2　ローテンブルク（ドイツ）


旅行２日目、ドイツの学園都市、ハイデルベルク観光を終えてツアーバスは１１時頃、次の観光地のローテンブルクに向かいます。

ハイデルベルクからネッカー川沿いに古城街道を東に走り、ローテンブルクに向かう途中いくつかの古城に出会いました。左の写真は最初に出会ったツヴィンゲンベルク城。ベルクは山を意味する。道路から左手の切り立ったがけの上に建つ城。この城は戦乱にもあわず、後世手を入れられることもなく、中世後期(13世紀〜15世紀)のまま保たれており、ネッカー川で一番美しい城と言われています。

途中、１２時４５分頃、サービスエリアでトイレ休憩です。
このツアーはバスでの移動がほとんどですが、2時間に一回程度、日本のサービスエリアと同じようなところで、途中休憩します。ドイツの観光地では、トイレが有料のところがほとんどで、０．５ユーロほど必要となります。

右の写真はサービスエリア売店にあるトイレの入口で、ここでは、機械にコインを入れると0.5ユーロの領収書兼クーポンが出てきます。ここのお店で買い物するとき、そのクーポンで０．５ユーロ分が割り引かれるのでトイレで損してお店で得してチャラですが、いいシステムだと思います。

　


１４時頃にローテンブルクに到着し、遅いランチで、お店に入りました。メニューは、見るからにドイツ料理でした。
スープ、メインディッシュ、デザートで、飲み物はオプションなので、地ビールを頼みました。

お店の注文をとりに来る人も料理を持ってくる人も日本語で飲み物の種類を言えています。どこに行っても日本人のツアーが来るからでしょうか。

ランチが終わって、そのまま歩いて近くのレーダー門から城壁の中に入ります。

ロマンチック街道の北の起点がヴュルツブルクでそこから３５ｋｍ南下したところが城壁都市ローテンブルク。
町の起源は９世紀にさかのぼり、１３世紀に帝国自由都市として自治権を得て街道の要衛として発展したとの事です

左の写真、城壁の門をくぐると、そこは中世の街にタイムスリップしたような雰囲気で石畳の道とカラフルな壁の色の建物が続いていました。建物の窓には花が飾れていて、きれいです。城壁に囲まれた中の旧市街は中世の趣をそのまま残し、２〜３時間で一回りできます。

中央の写真はマルクト広場で正面奥は市議会員宴会館。壁には仕掛け時計があり、特定の時間に左右の窓が開きマイスター・トゥルンクの物語を人形が再現します。今回はタイミングが合わず、レストランから着いた時には終わっていました。

左の建物はゴシック様式で造られた市庁舎で１６世紀初頭の火災で再建されました。

右の写真は市庁舎側から見たマルクト広場です。

　

　


左の写真の白い高い塔がが市庁塔ですが、上まで登れるというので、行って見ました。中は狭い螺旋階段が続き、途中では上から下りてくる人を待たないと上れません。

狭い螺旋階段を上り詰めると鐘塔の展望台に出て、そこからは３６０度の展望がありましたが、本当に狭く、人が４〜５人しか立てません。

そんな狭い展望塔からローテンブルクの赤い屋根が連なる旧市街が一望できました。

　




この日は、たまたま、帝国自由都市祭が行われていたので、当時の衣装を身に着けてお祭りに参加する人がたくさんいました。
模擬店のように、市民の人がいろいろな食べ物を売るお店を出していたり、劇を演じたりしています。

人がたくさん集まっているところに行ってみると、何か演じているようでしたが、どうやら、当時の公開裁判を再現しているようです。（左の写真）。　右側の人たちが裁判官で左側の女性が被告のようです。

真ん中の写真の青い衣装の人は当時の警察官でしょうか、それとも兵隊さん？　お酒を片手に楽しそうに楽団の演奏に聞き入っています。
右の写真は、当時の衣装を着た地元の人たちと一緒に記念撮影しました。

旧市街を囲む城壁で、外敵から守るために街の周囲を囲んでいます。その内側が古い時代の趣をそのまま残しているローテンブルクの旧市街。その旧市街の観光を終えて、南側の門から出てツアーバスが待っているところに向かいました。戻る途中に名物菓子のシュネーバルを２個買って、バスの中で食べました。

１６時４０分頃、ローテンブルク観光を終えて、ロマンチック街道を南端まで走り、今日の宿泊先のあるフュッセンに向かいます。
１９時頃、途中のサービスエリアで休憩をとりました。

２０時半頃、フュッセンのホテルに到着し、すぐにホテル内で夕食を食べました。メニューは魚料理にピラフがついていて、久しぶりのお米がおいしかったです。

　

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