都内出発地からツアーバスで出発。　今回の格安ツアーでは珍しく、バスガイドさんがつきました。　添乗員さんも珍しくまだ２０代前半の若い女性でした。そして偶然にもガイドさんと添乗員さんの下の名前が一緒で「さちこ　さん」だったので、ガイドさんも添乗員さんも苦笑いです。 最初の目的地は福島県二本松市にある、霞ヶ城公園です。二本松城（にほんまつじょう）は、福島県二本松市郭内にある城（平山城）で日本１００名城の一つ。別名、霞ヶ城・白旗城と呼ばれ２００７に二本松城跡として国の史跡に指定されました。 現在は「霞ヶ城公園」として整備されており、石垣と再建された箕輪門があります。
駐車場からお城に入る箕輪門の手前に二本松少年隊の像がありました。二本松少年隊は戊辰戦争に出陣した１２歳から１７歳までの二本松藩少年藩士たち。愛する祖国を守るため、胸のうちに燃えさかる武士道の義に殉じるため、身は少年にありながら迫り来る大軍をものともせずに立ち向かっていった誇り高き勇者たち。時に会津白虎隊と並び称されることがあるものの、白虎隊士の構成年齢が１６〜１７歳だったことに対し、二本松少年隊のそれは最年少隊士の年齢がわずか１２歳。現在でいえば、まだ小学生でしかない彼らが激戦区の最前線で戦い、時には単独で雲霞のごとき大軍の中に斬り込み、壮絶な戦死を遂げたりしたとか。

箕輪門からお城跡の中に入ると、さくらまつりが開かれていましたが、開花状況は５分咲き程度でまだ少し早かったようです。天気もいまいちで、いい写真をとるには青空が欲しいのですが・・。ここ霞ヶ城公園は日本の桜１００選に選ばれているようです。公園の中央に存在感のある老木が見事にさくらの花を咲かせています。 右の写真は、めずらしい傘松。まさに傘のようです。アカマツの巨木で樹齢３００年とか。笠松を下から覗くと、何本もの支え木で支えられています。

南東北桜めぐりバスツアーは、最初の福島県二本松市にある霞ヶ城公園の桜を観たあと、宮城県の大河原町に移動し「白石川堤の一目千本桜」の鑑賞です。
白石川の両側８ｋｍにわたって、１万本以上の桜が咲いています。圧巻です。 この日は残念ながら天気がいまいちです。背景には青空が欲しかったのに、残念。
	大河原町の桜ガイド 付近の案内図 一目千本桜の歴史
桜祭り会場ではたくさんのお店が出ています。 ４５分ほどの自由散策を終えて

南東北桜１００選めぐり２日間のバスツアーは、途中下車でいくつかの観光地に立寄りました。 最初は蔵王酪農センター。 酪農業における生産・処理・販売の一貫体制の確立に取り組んでいる財団法人で、立寄ったところは蔵王チーズの直売所です。自家製のナチュラルチーズをはじめ、地元の特産品が豊富に揃っています。場所は東北新幹線白石蔵王駅から車で３０分のところ。 ここでは手作りパンやチーズケーキ、ソフトクリームなどが買えます。
次に立寄ったところは、遠刈田こけし工房「丑蔵庵」。
遠刈田伝統こけしの発祥の地で、こけし作りの実演も観られます。中ではこけしの展示と販売が行われていますが、かなり古い時代のこけしもあり、時代の味を感じます。

途中下車観光を終えて、ホテルに向かいます。宿泊ホテルは山の上にあります。 高いところには、まだ雪がたくさん残っていました。 このホテルの目の前がスキー場になっていて、シーズンでは賑わうようです。が、今はオフシーズンなので、このツアーが何回かあるので、ありがたいとの噂。 ホテルの夕食は、ツアー会社が書いたうたい文句は、三大しゃぶしゃぶ。メインは牛、豚、鳥の３種類のお肉でしゃぶしゃぶです。その他は山菜のてんぷらなどですが、格安ツアーなので、まあまあかなあと。 ツアー１日目終わり。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツアー２日目へ続く

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