I n t r o d u c t i o n 

ワンダー・ボーイズとは人生の早いうちに大きな成功を手にした人の事。　そのせいで残りの一生涯､自分がその名に恥じないかと不安にさいなまれ､びくびくし続けなければならなくなる。 ３日間に巻き起こる事件を通して世代も、育った環境も全く違う５人のワンダーボーイズたちの人生の不安､仕事のもたらす苦悩を独創的な手腕でまとめながら、クライマックスでは人生きっとうまくいくという希望を満たして爽やかな感動を呼ぶ。大学の教授兼作家のグラディ･トリップは前回発表した作品で受賞し脚光を浴びたが、その後パットせず書き始めた次回作もなかなか結末が見えていない。　新世代のワンダーボーイズである学生のジェームズ・リアのおかげで次から次へと不運な事件に巻き込まれ人生最悪の週末を過ごす羽目となる。　しかし最終的には５人のワンダーボーイズはそれぞれがハッピーな結末を迎え観客に大いなる喜びを与えてくれる傑作である。

C a s t  &  S t a f f

　出演：　

マイケル・ダグラス　　　　　（作家で大学教授のグラディ・トリップ）

　トビー・マグワイア　　　　　（大学の学生で天才作家　ジェームズ・リア）

　フランシス・マクドーマンド　（大学の学長でグラディと恋仲のサラ・ガスケル）

　ロバート・ダウニーＪｒ　　　（グラディーの本を出版した出版社のテリー・クラブツリー）

　ケイテイ・ホルムズ　　　 　（大学の学生でグラディーに恋するハンナ・グリーン）

　監督：　カーティス・ハンソン

Profile of Hero／Heroin

　
マイケル・ダグラス
１９９９年に２５歳年下の女優キャサリン・ゼタ・ジョーンズと婚約。父親はカーク・ダグラス。　１９７５年に「カッコーの巣の上で」を映画化しアカデミー賞を総なめ。その他にも数々のヒット作品に出演。　またダグラスは核兵器廃絶と小火器の拡散防止の為にも活動し国連の平和大使にも指名された。

トビー・マグワイア
最新作はアカデミー賞７部門にノミネートされた「サイダー・ハウス・ルール」。　最初に注目を集めたのはアカデミー賞にノミネートされたグリフィン・デューン監督の短編「Duke of Groove」。


ロバート・ダウニーＪｒ
「チャーリー」でチャーリー・チャップリンを演じ、米国と英国の両アカデミー賞にノミネートされた。　有名な映画作家ロバート・ダウニーの息子として１９７０年の父親のフィルム「Pond」で始めて映画に出演。

Production Note

原作は８０年代の終わりに鮮烈にデビューを飾ったマイケル・シェイボンのべスセラー小説を映画化。　この映画のキーワードは作家と編集者の関係。　出版会の内幕、また作家と編集者という不思議な関係の実態を知る事がこの映画をより楽しむ近道となる。

　　　　　　　　　　　　（以上　パンフレットその他から引用）