２０１１年
№　30
 ツリー オブ ライフ

  観　賞　日
2011. 08. 20

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I n t r o d u c t i o n 

　1950年代のアメリカに暮らすある家族の物語を、圧倒的なヴィジュアルと共に、壮大かつ根源的な視点から描き出すヒューマン・ドラマ。2011年のカンヌ国際映画祭でみごとパルム・ドールに輝いた。。

[あらすじ]
　成功した実業家ジャック・オブライエンは人生の岐路に立ち、自らの少年時代に思いをはせる――。1950年代半ばのテキサスの小さな町に暮らすオブライエン一家。厳格な父は、成功のためには力が必要だと、長男のジャックをはじめ３人の子どもたちに理不尽なまでに厳しい態度で接してしまう。一方、全てを運命として受け入れる母親は、子どもたちを優しい愛で包み込む。そんな両親の狭間で葛藤を抱えながらも、２人の弟との楽しい時を過ごすジャックだったが…。

父さん、あの頃の僕は、あなたが嫌いだった…

　原　題　：　THE TREE OF LIFE
　上映時間：　２時間18分
　制作国　：　アメリカ
　日本公開：　2011/０8/12
　ジャンル：　ドラマ
　監　督　： 　テレンス・マリック
　脚　本　： 　テレンス・マリック
　　　　　　　

『ツリーオブライフ』　１１年

Ｃａｓｔ
- 主な出演者 英　名 役　名
ブラッド・ピット Brad Pitt オブライエン
ショーン・ペン Sean Penn ジャック
ジェシカ・チャステイン Jessica Chastain オブライエン夫人
フィオナ・ショウ Fiona Shaw 祖母
ハンター・マクラケン Hunter McCracken
 若きジャック（長男）
ララミー・エップラー Laramie Eppler Ｒ．Ｌ．（次男）
タイ・シェリダン Tye Sheridan スティーヴ（三男）
アイリーン・ベダード Julie White
ウィル・ウォレス John Malkovich


鑑賞後の一言
　話題作のようなので、観に行きました。予告編からおおよその筋は想像できましたが、映画の作り方、描写の方法がなんとも言えず、あまりない感じだと思う。始まって前半は現実的なシーンはほとんどなく、非現実的な世界、たぶん死後の世界か神の描写かと思えるような、映像と音楽がほとんど。中盤から回想シーン、と言ってもほとんどが回想部分が始まり、ようやく現実的なシーンが現れ少しホットする。父親の子供への強いしつけと押しつけの連続、一方ではやさしく包み込む母との生活で、あのキャッチフレーズの意味がわかってくる。家庭での子供の教育やしつけについて、いろいろと議論はあるが、少し考えさせられる。そして終盤ではまた別な意味の不思議な世界が現れる。全体的に変わった手法の映画で、２時間を超えることもあり、私にとっては、あまり面白い映画ではなかった。


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