11月の映画−1
鑑賞日:2003.11.2

ティアーズ・オブ・ザ・サン


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“命令違反” それでも私は、あなたたちを守りたかった――。

I n t r o d u c t i o n 

 内戦下のナイジェリアを舞台に、ひとりのアメリカ人兵士の愛と勇気の行動を描いた戦争ドラマ。任務遂行率100%を誇る非情な歴戦の勇士のはずの兵士が、アメリカ人女医の救出作戦の中で見捨てられた多数の難民を、命令違反を犯してまで決死の救出に向かう。主演はブルース・ウィリス。共演に「マレーナ」「アレックス」のモニカ・ベルッチ。監督は「トレーニング デイ」のアントワーン・フークア。

上映時間: 1時間58分
制作国 : アメリカ 2003年
日本公開: 2003.10.25
原  題 : TEARS OF THE SUN
ジャンル: ドラマ/アクション/戦争


 

C a s t  &  S t a f f

 ブルース・ウィリス  ・・・・・・・・・・・ (A.K.ウォーターズ大尉
 モニカ・ベルッチ ・・・・・・・・・・・・・・ 
医師 リーナ・ケンドリックス
 コール・ハウザー ・・・・・・・・・・・・・ 

 イーモン・ウォーカー ・・・・・・・・・・
 
 ジョニー・メスナー ・・・・・・・・・・・・・ 

 ニック・チンランド ・・・・・・・・・・・・・・ 


 監督/ アントワーン・フークア

 

Profile of HeroHeroin

 
Bruce Willis
 1955年ドイツ生まれ。ニュージャージーの労働者階級の家庭に育ち、芝居のキャリアを積むためにニューヨークへ。84年の舞台「フール・フォー・ラブ」の主演をきっかけに注目され、TVシリーズ「こちらブルームーン探偵社」の主役で念には人気がブレイク。 映画は87年に「ブラインド・デート」で初主演。 翌88年の「ダイハード」の大成功が彼の地位を藤生のものとした。他の出演作は97年「フィフス・エレメント」、「ジャッカル」、98年「アルマゲドン」、99年「ストーリー・オブ・ラブ」、00年「キッド」、01年「アンブレイカブル」、「隣のヒットマン」
                   

Monica Bellucci
 1968年イタリア生まれ。 ペルージャ大学で法律を学んでいた学生時代にモデルの仕事を始め、”イタリアの宝石”といわれる国際的なスターモデルとなる。 90年、テレビの連続ドラマに出演しお茶の間の人気者に。同年に「La Riffa」で映画デビュー。その後ハリウッドに招かれ、91年「疑惑に抱かれて」、92年「ドラキュラ」、97年「ドーベルマン」に出演。 96年俳優のヴァンサン・カッセルと結婚。現在はパリ暮らし。 ペルージャ大学で法律を学んでいた学生時代にモデルの仕事を始め、”イタリアの宝石”といわれる国際的なスターモデルとなる。 90年、テレビの連続ドラマに出演しお茶の間の人気者に。同年に「La Riffa」で映画デビュー。その後ハリウッドに招かれ、91年「疑惑に抱かれて」、92年「ドラキュラ」、97年「ドーベルマン」に出演。 96年俳優のヴァンサン・カッセルと結婚。現在はパリ暮らし。

The Director


監督のアントワーン・フークアは1966年、フィラデルフィア州ピッツバーグ生まれ。ウエスト・バージニア大学工学部卒業後 、フークアはニューヨークでCM監督として頭角を表す。トヨタ、リーボック、ミラーなどのCMや、プリンス、スティービー・ワンダーのプロモーション・ビデオで注目され、クーリオの「ギャングスタズ・パラダイス」のビデオでMTVアワード のラップ・ビデオ賞を受賞。1998年、チョウ・ユンファ主演の「リプレイスメント・キラー」で映画監督デビューし、スタイリッシュな才能を披露。そして刑事の腐敗を生々しく描いた「トレーニング・デイ」(01)では、主演のデンゼル・ワシントンにアカデミー賞主演男優賞をもたらした。

               

Production Note

海軍特殊部隊シールの精鋭を演じるためのトレーニングは、シールの隊員として16年間勤めた軍事テクニカル・アドバイザーのハリー・ハンフリーズに委ねられた。この10年間に「ブラックホーク・ダウン」「G.I. ジェーン」などの映画に関わってきたハンフリーズは、この映画の8人の兵士たちがシールの隊員をリアルに演じ、かつ過酷なコンディションに耐えられるように、厳しい訓練計画をまとめ上げた。「彼らはブルース・ウィリス率いる素晴らしい一団だった」とハンフリーズは絶賛する。「このプロジェクトに求められる特別な技能の集中訓練のために2週間が与えられた。2週間の訓練が終わるまでに、この映画の中で使用することになる武器、戦術、戦闘技術などの全てを、彼らは完璧に会得した」。
この映画は米国海軍と国防総省の全面協力と公認を受けた初めての海軍特殊部隊シールについての映画だ。海軍シーホークス、陸軍ブラックホークス、 F-18 などへのアクセスを私たちは許され、現役の原子力航空母艦U.S.S. ハリー S. トルーマンでの撮影を許された」。
 
           (以上 パンフレットその他から引用)

 

鑑賞後の一言
 戦争映画はいつ観ても悲惨そのものである。 この映画はアフリカのある国で反政府勢力が自国民を虐殺する中でアメリカ国籍の医師を救出するミッションだったが、映画であると解っていても、つくづく平和な日本があるのに、一方では悲惨な現実がたくさんあることを思い知らさせる。
常に緊迫したシーンと戦闘シーンの連続で緊張感が続く映画であり、アメリカの正義を強調するような戦争映画でもある。


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