２００６年の映画−７
鑑賞日： 2006. 3.　18
シリアナ
 ジョージ・クルーニー マット・デイモン クリス・クーパー ジェフリー・ライト クリストファー・プラマー アマンダ・ピート

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世界は陰謀でできている。　石油をめぐる、世界の仕組み


I n t r o d u c t i o n 

　麻薬を通してアメリカ政府の腐敗を暴き、アカデミー賞4部門に輝いた「トラフィック」の脚本家スティーブン・ギャガンが、今度は石油を通して、中東とアメリカの関係、そして地球規模の陰謀を暴いた作品。　原作は元ＣＩＡ工作員ロバート・ベアが著わした全米でベストセラーとなった告発本、『ＣＩＡは何をしていた？』。　並行して描かれる複数の物語が複雑に絡み合い、CIA工作員、アラブの王族、米国の石油企業、イスラム過激派テロリストら石油利権の周辺にうごめく人間たちの運命をドキュメンタリータッチで描く。

「シリアナ」とは、イラン・イラク・シリアの三国が、ひとつの民族になることを想定した中東再建プロジェクトを指す、ワシントンのシンクタンクで使われている専門用語。
上映時間 ２時間８分
制 作 国 アメリカ
原　　作 ロバート・ベア　Robert Baer 　『ＣＩＡは何をしていた？』
製作総指揮 ジョージ・クルーニー　George Clooney
監　　督 スティーヴン・ギャガン　Stephen Gaghan
日本公開 ２００６．３．０４
ジャンル サスペンス／ドラマ



C a s t 

ジョージ・クルーニー George Clooney ＣＩＡ諜報員　ボブ・バーンズ
マット・デイモン Matt Damon ｴﾈﾙｷﾞｰｱﾅﾘｽﾄ　ブライアン・ウッドマン
アマンダ・ピート Amanda Peet ボブの妻　ジュリー・ウッドマン
クリス・クーパー Chris Cooper 石油会社社長　ジミー・ポープ
ジェフリー・ライト Jeffrey Wright 弁護士　ベネット・ホリデイ
クリストファー・プラマー Christopher Plumme ディーン・ホワイティング


鑑賞後の一言
　上映時間が長いことは感じさせず、いつの間にかエンドロールが流れた感じ。　それだけ真剣にストーリーを理解しようとした結果である。　同時平行的に、いろいろな立場の人たちの動きを描きながら進んで行き、登場人物の職業や立場がすぐには理解できず、最後のほうでようやくわかりかけた頃終わってしまい、私的にはもう少し最後の結果を描写して欲しかった。　アカデミー賞ではこの作品でジョージ・クルニーが助演男優賞を受賞しているが？？　では主演は誰か、というとわからない。　結局、この映画では特定の主演はいなくて、それぞれが主演であり助演でもあるのがこの映画だと思う。


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