２００６年の映画−２
鑑賞日： 2006. 1.　14
スタンドアップ
 シャリーズ・セロン フランシス・マクドーマンド リチャード・ジェンキンス ショーン・ビーン

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私なんか、と何度も思った。 お前なんか、と何度も言われた。 それでも、立ち上がってみようと思った。


I n t r o d u c t i o n 

　全米で最初にセクシャルハラスメント訴訟に勝った実在の女性をモデルに映画化した感動ドラマ。２人の子どもを持つシングルマザーが、鉱山労働者として“男の職場”で悪質な嫌がらせに苦しみながらも、ついには勇気を持って立ち上がる姿を描く。

子供を連れて故郷に帰ってきたジョージー。鉱山の町としての伝統を育んできた町の住人たちは、10代で息子を産んでシングルマザーとなり、父親のちがう娘を連れて、戻ってきたジョージーに“身持ちの悪い女”と冷たい視線を向ける。そんな中、ジョージーは子供たちのために、自立を目指して、鉱山で働きだす。だが職場では、男性社会に進出してきた女性に対する会社ぐるみの厳しい洗礼と、屈辱的な嫌がらせが待っていた。

　原　　　題：　North Country
　上映時間：　２時間４分
　制作国　：　アメリカ
　日本公開：　２００６．１．１４
　ジャンル：　ドラマ



C a s t  &  S t a f f

シャーリーズ・セロン　　　　Charlize Theron 　　　　　ジョージー・エイムズ
フランシス・マクドーマンド　　Frances McDormand 　グローリー
ショーン・ビーン　　　　　　　　Sean Bean 　　　　　　　　カイル
リチャード・ジェンキンス　　　Richard Jenkins 　　　　　ハンク・エイムズ
ジェレミー・レナー　　　　　　Jeremy Renner 　　　　　　ボビー・シャープ
ミシェル・モナハン　　　　　　Michelle Monaghan 　　　　シェリー
エル・ピーターソン　　　　　　Elle Peterson 　　　　　　　カレン・エイムズ
トーマス・カーティス　　　　　Thomas Curtis 　　　　　　サミー・エイムズ

　監督／　 ニキ・カーロ　Niki Caro


鑑賞後の一言
　実話に基づくストーリーで、当時、男中心の職場に女性労働者が入ることに対して排他的でいじめが横行する中、シングルマザーとして必死に子供を育て生きて行こうとする一人の女性が、孤立しながらも、会社権力に立ち向かい、誰もが無理かと思われた裁判で勝利を勝ち取る姿に思わず感動。　特に嫌われ、見放されていた身内の父親も、最後には娘の味方になったシーン。また、友人弁護士の常識破りの証人尋問でほぼ完全不利だった裁判で会社側の傍聴人、特に男性からも賛同者があらわれて、逆転勝訴となる最後のシーンなど特に感動した。


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