3月の映画 - 2
鑑賞日: 2004. 3. 21
ペイチェック


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19個のガラクタ、 すべての鍵はここにある

I n t r o d u c t i o n 

『M:I-2』『フェイス/オフ』のアクション映画の巨匠ジョン・ウー監督が、『アルマゲドン』『パール・ハーバー』のベン・アフレックと、『パルプ・フィクション』『キル・ビル』のユマ・サーマンをむかえて贈る、SFとミステリーが融合したまったく新しい世界を表現している映画。 主人公とともに謎を解いていくパズル形式のスリリングなストーリーによって、見る者をかつてない迷宮の世界へといざなう。

上映時間: 1時間58分
制作国 : アメリカ 2003年
日本公開: 2004.3.13
原  題 : PAYCHECK
ジャンル: SF/サスペンス


 

C a s t  &  S t a f f

 ベン・アフレック ・・・・・・・・・・・・・・・ (天才リバースエンジニア ジェニングス
 アーロン・エッカート ・・・・・・・・・・・・ (巨大ハイテク企業創始者 レスリック
 ユマ・サーマン ・・・・・・・・・・・・・・・・ (ドクター・レイチェル
 コルム・フィオール ・・・・・・・・・・・・・・・・
 ジョー・モートン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
  
 監督/ ジョン・ウー

 

Profile of HeroHeroin

 
Ben Affleck
 両親の離婚後、小学校の教師だった母の下、弟で俳優のケイシー・アフレックと共にボストンで育つ。8歳の時知り合ったのが、後に「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」で共同脚本を書き、アカデミーとゴールデングローブの脚本賞を受賞することになるマット・デイモン。12歳でTVシリーズに出演。大学はブラウン大だったが、カリフォルニアのオクシデンタル・カレッジへ移って演技の勉強を受ける。91年から端役でいくつかの作品に参加し「チェイシング・エイミー」で注目を受ける中、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」でブレイク! その後は話題作に出演しながらオフ・ビートな役柄でその魅力を発揮している

Aaron Eckhart

1968年生まれ。 北カリフォルニア出身で大学で演劇と映画を学び、そこで多くのニール・ラピュートの作品に出会い、出演した。 『抱擁』、『In the Company Man』に加えて、他2つのニール・ラピュート作品、ケニー・ゼルウィガー共演『ペティ・サイズモア』、『僕らのセックス』、『隣の愛人』に出演。 その他の主な出演作は、ジュリア・ロバーツと共演した『エリン・ブロコビッチ』、ケイト・ブランシェット、トミー・リー・ジョーンズと共演の『ミッシング』、『ザ・コア』など。


Uma Thurman

1970年アメリカ、ボストン生まれ。幼い頃から演技に興味を持ち、16歳の時、単身ニューヨークに渡り、プロフェッショナル・チルドレンズ・スクールにて演技を学ぶ。以後、ファッション・モデルとして知名度を上げ、87年、「ミッドナイト・ガール」で映画デビュー。89年、「バロン」の貝殻のお姫様役で注目される。以後、出演ごとに人気を集め、タランティーノの大ヒット作「パルプ・フィクション」でアカデミー助演女優賞にノミネートされた。91年、「ロビン・フッド」の撮影中にゲイリー・オールドマンと電撃結婚したが、その後離婚。名作「ガタカ」で共演したイーサン・ホークと98年結婚。

The Director


 監督のジョン・ウーは 1946年中国、広州の生まれ。 幼い頃に香港に移るが、貧民街ですさんだ幼少期を送る。しかし唯一の娯楽であった映画館に入り浸り映画製作を志す。73年の「カラテ愚連隊」で監督デビュー。86年にこれまでの香港アクションの常識を覆すテイストの作品「男たちの挽歌」を発表し香港で記録的ヒットとなる。その後も独自の感覚を駆使してアクションファンを魅了。その後は活躍の場をアメリカに移し、「ブロークン・アロー」、「フェイス/オフ」そして「M:I−2 ミッション:インポッシブル2」といったアクション大作を次々と世に送り出している。

Production Note

 
原作はフィリップ・K・ディックの短編小説。「原作は、無実の男が真実を知るまでを描いたシンプルな話。映画ではマイケルに、人類を救うために戦うという目的を持たせ、レイチェル(ユマ・サーマン)とのラブロマンスを盛り込んでみた」とウー監督。

この作品には謎解きの核心となる、とある機械が登場する。 「原作にも脚本にもどういう形状のものか、何も記述がないので、映像化するのに苦労した。結局、中国古来の思想で、日本でもおなじみのものを利用したシステムということにしたんだ」とウー監督は言う。

大ヒット作品「ミッション・インポッシブル」の続編「M:I−2」でも見せたバイクアクション、棒を使った格闘などウー監督独特のアクションが全編にわたって炸裂(さくれつ)する。


 
           (以上 パンフレットその他から引用)

 

鑑賞後の一言
 私の観た映画には意外にベン・アフレックの主演する映画が多いのに気が付いた。 別に好んでいるわけではなく、たまたま気に入った映画に彼が出演していただけだが、男優プロフィールに書く私の観た映画のタイトルが一番数が多いのではないか。 作品的にはこれまでにない、近未来SF映画で、予想外に楽しめた映画である。 初めは解りづらいストーリーで展開していくが、終わりに近づくにつれて、それまでのストーリーやガラクタ19品目の謎が解けてくる。


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