英国王のスピーチ

２０１１年
０８

英国王のスピーチ

観　賞　日
2011. 03. 01

オフィシャルサイト

I n t r o d u c t i o n

　エリザベス女王の父にして国民から慕われたイギリス国王ジョージ６世を演じて絶賛された感動の伝記ドラマ。吃音症に悩みながらも妻エリザベスの愛とスピーチ・セラピストのサポートで歴史的演説を成し遂げ、国民のリーダーとして戦争という難局に立ち向かう姿を描き出す作品。

英国王ジョージ５世の次男ジョージ６世は、幼い頃から吃音というコンプレックスを抱え、人前に出ることを極端に恐れる内向的な性格で、成人してからも自分を否定し続ける人生を送っていた。吃音を克服すべく、何人もの言語聴覚士の治療を受けるも一向に改善できない。そんな夫を心配する妻エリザベスが最後に頼ったのはスピーチ矯正の専門家というオーストラリア人のライオネル。彼は王子に対しても遠慮のない物言いで次々と風変わりな治療法を実践していく。そんな中、国王に即位した兄エドワード８世が、王室が認めない女性との愛を貫き、突如王位を返上。王位の継承など考えてもいなかったジョージは、最も恐れていた事態に直面する。

英国史上、もっとも内気な王

　上映時間：　１時間５８分
　制作国　：　イギリス／オーストラリア
　原　題　：　THE KING'S SPEECH
　日本公開：　2011/02/26
　ジャンル：　ドラマ／伝記
　監　督　：　トム・フーパー
　脚　本　：デヴィッド・サイドラー

Ｃａｓｔ
-	主な出演者	英　名	役　名
	コリン・ファース	Colin Firth	ジョージ６世
	ジェフリー・ラッシュ	Geoffrey Rush	ライオネル・ローグ
	ヘレナ・ボナム＝カーター	Helena Bonham Carter	エリザベス
	ガイ・ピアース	Guy Pearce	エドワード８世
	ティモシー・スポール	Timothy Spall	ウィンストン・チャーチル
	デレク・ジャコビ	Derek Jacobi	大司教コスモ・ラング
	ジェニファー・イーリー	Jennifer Ehle	ローグ夫人
	マイケル・ガンボン	Michael Gambon	ジョージ５世

鑑賞後の一言
アカデミー賞受賞作ということで、早速観に行きました。史実を基にした話で３０年前に映画化の企画があったが、ジョージ６世の王妃が生きているうちは公にしないとの事だったらしい。スピーチセラピストの指導によるジョージ６世の必死の訓練で自らの生来の吃音症を克服するという涙ぐましい姿とユニークな指導法で治療をサポートするセラピストの行動に自然と涙を誘われました。　イギリス映画ということで、イギリス出身の俳優陣が多く出演しましたが、何人かはハリーポッターでおなじみの俳優陣です。ハリウッド映画とは一味違う雰囲気の映画だと感じました。なかなか良い作品でした。