５月の映画 - １
鑑賞日： 2004. 5. 1		 KILL BILL−２

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KILL is LOVE

C a s t  &  S t a f f

　ユマ・サーマン　　・・・・・・・・・・・・・　（ザ・ブライド）
　デヴィッド・キャラダイン　・・・・・・・　（ビル）
　ダリル・ハンナ　・・・・・・・・・・・・・・　（エル・ドライバー）
　マイケル・マドセン　・・・・・・・・・・・・　（バド）
　ゴードン・リュウ　・・・・・・・・・・・・・・　（パイ・メイ）

　監督／　クエンティン・タランティーノ

 監督のクエンティン・タランティーノは　1963年アメリカテネシー州生まれ。　ビデオショップの店員をしつつ、数え切れないほどの映画を観る。やがて脚本を書くようになり、「トゥルー・ロマンス」、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」、「レザボアドッグス」などの書き上げる。その後「レザボアドッグス」を自主制作で映画化しようとするが、ハーヴェイ・カイテルがその脚本を気に入り、彼の後押しで監督も兼ねて完成。過激なバイオレンス描写が話題となる。次いで「トゥルー・ロマンス」がトニー・スコットにより映画化、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」はオリバー・ストーンが監督した。９４年の監督第二作「パルプ・フィクション」でカンヌ映画祭のグランプリを受賞。役者としての活動のほうが気に入っているらしく、映画では「フロム・ダスク・ティル・ドーン」、「リトル・ニッキー」、舞台では「暗くなるまで待って」などで活躍。

I n t r o d u c t i o n 

「Vol.1」の直後から続く続編。結婚式をかつての暗殺団仲間に襲撃されたヒロイン、ザ・ブライドの復讐のターゲットは全部で5人。前作では2人を倒したが、本作では残る3人、ビルの弟バド、ビルの現在の恋人エル、そしてかつての恋人ビルへの復讐を遂行していく。前作ではタランティーノの日本製ヤクザ映画への愛が爆発したが、今回はマカロニ・ウエスタンと70年代のショウ・ブラザース製香港カンフー映画への愛が充溢。

上映時間：　２時間１６分
制作国　：　アメリカ　２００３年
日本公開：　２００４．４．２４
原　　題　：　KILL BILL　 VOL. 2
ジャンル：　アクション／犯罪／サスペンス


　

鑑賞後の一言
　第一作の続きで完結編となる第２作目だが、１作目が日本を舞台にして日本人が多く出演し、日本の映画と見間違うほどであったが、本作では中国やアメリカを舞台にしていたので日本人も登場せず、本来のアメリカ映画の感じ。ただ、中国でカンフーのような訓練と主人公の武器に前作から登場している日本刀を使用しているのが東洋とりわけ日本好きな監督の表現。　一作目がかなりユニークな演出で変に笑えるところが多かったが、本作はちょっと単調で盛り上がりに欠ける作品。


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