I n t r o d u c t i o n 

４０を目前にした有能なイメージ・コンサルタントのラスはしごとでは成功を収めていたが、ある日突然８歳の頃の自分−ラスティーが現れた。　いじめられっ子だった彼にとって子供時代は思い出したくない記憶であり不器用なラスティーの一挙一動にいやな思い出が甦る。　今の自分はあの頃とはまったく違う人生の成功者。　でもラスティーはそんなラスに幻滅する。　「４０歳にもなってパイロットでなく、犬も買ってなくて、家族もいなくて一人ぼっち。　そんなの最低じゃない！」　ラスは今の自分が子供の頃に望んだ夢を何一つ叶えていないことに気づき、人生の意味を見失い始める。やがて答えを探すラスとラスティーの前に謎を解く鍵を握るある人物が現れる。

C a s t  &  S t a f f

ブルース・ウィリス　　　(ラス・デューリッツ)

　　　　　　 エミリー・モーティマー　(ラスの助手　恋人　エイミー)

　　　　　 　スペンサー・ブレスリン　(ラスの子供の頃　ラスティー・チューリッヒ)

　　　　　　 チー・マクブライド　　　(ラスのクライアント　ケニー)

　　　　　　　リリー・トムリン　　　　(ラスの秘書　ジャネット)

監督／　　ジョー・タートルトーブ

Profile of Hero／Heroin

　
ブルース・ウィリス
１９５５年西ドイツ生まれ。８４年テレビシリーズ「こちらブルームーン探偵社」の主役に３０００人の中から大抜擢され人気がブレイク。　映画の初主演は８７年「ブラインド・デート」で翌８８年の「ダイハード」の大成功がスタートしての地位を不動のものとした。主な出演作は「シックス・センス」、「マーキュリー・ライジング」、「ストーリー・オブ・ラブ」、「フィフス・エレメント」など。

エミリー・モーティマー
１９７１年英国生まれ。女優としてのキャリアは舞台から始まりその後テレビや映画にも活躍の場を広げる。　主な出演作は「ゴースト＆ダークネス」、「エリザベス」、「ノッティングヒルの恋人」、「スクリーム３」など


スペンサー・ブレスリン
３歳の時マンハッタンで遊んでいるところをタレント・エージェンシーにスカウトされテレビコマーシャルに出演。　以後５０を越えるＣＦに出演。　５歳で初めてテレビに出演。　８歳の彼は現在１５歳の兄と３歳の妹とニューヨークで暮らしている。

Production Note

「キッド」　の成功の鍵は子役のキャスティング。　個性的で、賢く、かわいらしく、丸ぽちゃの少年でブルース・ウィリスと似ていてしかもショービジネスに染まっていない子供。　全米とカナダでタレント・エージェンシーと一般応募を含めてオーディションを行った。　スペンサーと出会ったスタッフは会って数分で彼の虜になってしまい彼こそ完璧なキッドだとわかった。

　　　　　　　　　　　　（以上　パンフレットその他から引用）