鑑賞後の一言
　今年はまだ２作目の映画鑑賞。最近映画を見る回数が減ってきた。上映一覧からアカデミーショーにノミネートされた作品と言うことで、これを選んだ。デカブリオはまだまだ童顔の雰囲気が残るが、この作品では晩年の年齢にメークした風体は、別人に思えるほどの変身ぶり。そしてチラシの写真にも見えるように、眼力がすごく、迫力を感じさせる。初代ＦＢＩ長官役で苦労して現在の組織を育て定着させるという実話にもとづくストーリーは、知らなかったこともあり、興味深かった。という珍しい演出。秘書役のナオミ・ワッツは過去の作品で一度観た事があるが、観終わるまで、その女優とは気が付かなかった。副長官役のアーミー・ハマーは「ソーシャル・ネットワーク」で観た事があるが、この作品でも品のある顔立ちで印象的だった。だだ、晩年の老け顔とはギャップがありすぎで、デカブリオをより若い設定なのに、老け過ぎるメークでちょっと違和感を感じた。全体的には良い作品だったと思う。