鑑賞後の一言
アカデミー賞にノミネートされ、さらにアバターに勝って作品賞を受賞したので、すぐに観に行きました。観た後のトータル的な印象としては、何はともあれ、心臓や胃に悪い怖い映画だと思いました。ホラーや暴力、強盗殺人といった一般的な怖さでなく、常にドキドキさせられ、いつ起こるかわからない恐怖。見えない敵との戦争は普通の軍隊同士の闘いと違って恐怖そのものです。そしてイラクやアフガンで戦う米軍たちのつらい過酷なテロとの戦争は帰国後よく精神障害に陥るということが実感として理解できます。この映画を女性監督が撮ったというのが、ちょっとピンと来ませんでした。