２００６年の映画−４
鑑賞日： 2006. 2.　4
博士の愛した数式

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博士と過ごしたひとときは
私とルートにとって本当に大切な時間でした


I n t r o d u c t i o n 

　第一回本屋大賞に輝いた小川洋子の同名ベストセラーを映画化した感動作。　数学を媒介に綴られる美しくピュアな愛の物語。　主演は寺尾聰、深津絵里、監督は「雨あがる」「阿弥陀堂だより」の小泉堯史。　共演に、吉岡秀隆、浅丘ルリ子。　80分しか記憶が続かない初老の天才数学者と一組の母子の心温まる交流を優しく静謐な眼差しで描く。

自然数　　　完全数　　　友愛数　　　 素数　　　オイラーの公式

　上映時間：　１時間５７分
　制作国　：　日本
　日本公開：　２００６．１．２１
　ジャンル：　ドラマ/ロマンス



C a s t  &  S t a f f

　 寺尾　聰 　　　　博士
　深津　絵里 　　　杏子
　齋藤　隆成 　　　ルート
　吉岡　秀隆 　　　先生（ルート）
　浅丘　ルリ子 　　未亡人

　原作： 小川洋子 　『博士の愛した数式』
　監督： 小泉堯史


鑑賞後の一言
　久しぶりの邦画だったが、以外に楽しめた作品だった。　何が楽しかったかというと、映画で数学の授業を受けたこと。　難しそうな数学、数字のイメージが一変し、数学がこんなに興味深く神秘的な魅力を与えてくれるとは意外でした。何故かスクリーンの前で本当に授業を受けた感じ。　完全数、友愛数、独立自尊、オイラーの公式、階乗など、初めて聞くような数学用語だが、ひとつひとつ、解説されるたびに、不思議な数学のおもしろさを感じて、思わず、トリビアの泉でへぇー、という感じ。　深津絵里はそのままの明るく常に前向きなキャラ、寺尾聡も自然なキャラがそのまま役に合っていたし、浅岡ルリコも久しぶりにスクリーンで見たが、不思議な魅力を感じた。


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