I n t r o d u c t i o n 

C a s t  &  S t a f f

　エドワード・バーンズ　・・・・・・・・・　（ジェイク）
　ダスティン・ホフマン　・・・・・・・・・　（キング）
　レイチェル・ワイズ　・・・・・・・・・・・　（リリー）
　アンディ・ガルシア　・・・・・・・・・・・　（ビュータン）
　ポール・ジャマッティ　・・・・・・・・・・　（ゴードー）
　ブライアン・ヴァン・ホルト　・・・・・・　（マイルズ）
　
　監督／　ジェームズ・フォーリー

Profile of Hero／Heroin

　
Edward Burns
　１９６８年ニューヨーク州でアイルランド系カトリックの一家に生まれる。ニューヨークの大学で英文学と映画製作を学ぶ。　数本の短編を撮って卒業後、ＴＶニュース番組の製作助手となる。そのかたわら弟と設立したプロダクションで自ら製作・監督・脚本・主演をこなした処女作「マクマレン兄弟」９５年を完成。サンダンス映画祭で審査員対象を受賞。　９６年「彼女は最高」、９８年「ノー・ルッキング・バック」を手がける。９８年には俳優として「プライベート・ライアン」にも出演。

Rachel Weisz
１９７１年イギリスのロンドン生まれ。　１７歳で女優になることを決意。名門ケンブリッジ大学で英文学を専攻する傍ら、“トーキング・ダン”という劇団を結成し、エジンバラ演劇祭でガーディアン賞を受ける。その後も舞台を活躍の場とし、ロンドン批評家協会の新人賞を得る。映画デビューは９６年の「魅せられて」で、同年には「チェーン・リアクション」でハリウッド・デビューも果たす。９９年「ハムナプトラ／失われた砂漠の都」に続き、「スターリングラード」、そして０１年の「ハムナプトラ２　黄金のピラミッド」では格闘シーンにも挑戦したが、今なお舞台活動にも熱を入れている。


Andy Garcia
１９５６年キューバ生まれ。　父親は弁護士だったが、カルロス政権から逃れるため、彼が５歳の時に一家でマイアミに移住する。フロリダ国際大学で演技を学び、７８年にはロサンジェルスへ。その後も演劇に出演しながらＴＶなどに出演。８６年、「８００万の死にざま」で注目され、翌年「アンタッチャブル」のストーン役で一躍スターに。その後「ブラック・レイン」を経て、９０年「ゴッドファーザーＰＡＲＴ�V」でアカデミー助演賞にノミネート。以降、出演作で深い印象を残し活躍を続ける。三児の父でもある。

The Director

　監督のジェームズ・フォーリーは映画デビュー作となる『俺たちの明日』（８４）から複雑で感情に流されないキャラクター描写とサスペンスを融合させる手腕を発揮。ショーン・ペン、クリストファー・ウォーケンの新旧演技派俳優を見事に使いこなし高い評価を受けた『ロンリー・ブラッド』（８５）、パルプ小説の元祖ジム・トンプソンのノワールな世界を描き絶賛された『アフター・ダーク』（９０）、デヴィッド・マメットの脚本をジャック・レモン、アル・パチーノ、ケビン・スペイシーなど錚々たるスターを起用して描いた『摩天楼を夢見て』（９２）など、実力派俳優のアンサンブルを活かしながら、非情な世界の男の生き様を描くことに定評を得ている。その他の作品には『天国の約束』（９５）、『悪魔の恋人／愛が牙をむく時』（９６未）、『チェンバー／凍った絆』（９６）、『NYPD１５分署』（９９）などがある。

Production Note

鑑賞後の一言
　この映画のキャッチフレーズの通り、見事なだましのテクニックで、最後まで観なければ真実がわからない。　特に最後の最後にまたダマされる。　特に観たいものが無かった中で選んだ映画でミニシアター的な作品だったが、面白い映画だと思う。　ダスティ・ホフマンの悪役も初めて見たと思うが、さすがにベテラン俳優としての貫禄を感じる。