7月の映画 - 1 鑑賞日: 2000. 7. 1 |
「サイダー・ハウス・ルール」 |
I n t r o
d u c t i o n 愛はいつもそばにある。 生まれ育った孤児院を飛び出して、初めて見る新しい世界は、たくさんの喜びと感動、そして痛みを教えてくれた。 優しさが深く静かに心に沁みていく。 全米を暖かな微笑と涙に包み込んだ、愛と青春の感動作。
人里離れた孤児院で産声を上げたホーマーはウィルバー・ラーチ院長と2人の看護婦に面倒を見てもらい、ここから新しい家族へもらわれて巣立っていくはずだったが、何度引き取られても里親の希望に添うことが出来ず戻されてしまう。 ホーマーは特別な子と直感したラーチ医師は孤児院に留め父親のような愛情で育てた。ラーチ院長の仕事は分娩と禁止されていた堕胎だった。産んでも育てられない女性を救うために行っていたがホーマーにも同じ道を歩んで欲しいと望みホーマーも助手をしながら医術を学んでいった。青年になったホーマーは孤児たちの面倒を見ていたがある日堕胎の手術のために訪れた同年代のキャンディーと恋人のウォーリーを見て明るい未来を感じ外の世界にひかれ、一緒に孤児院を出て行くことを決断した。外の世界は考えていた以上に彼を驚かせた。そしてリンゴ園で働く事になった彼はリンゴの収穫と共に移動する労働者たちと”サイダーハウス”と呼ばれる小屋で寝起きを共にした。リンゴ園の生活に慣れて来た頃ウォーリーが再び戦場に戻る事になり残された恋人のキャンディーはその寂しさを紛らわせるためホーマーをいろいろな所に連れて行き、やがて2人の間に恋が芽生えていく。 |
C a s t & S t a f f
出演: トビー・マグワイア (ホーマー・ウェルズ) シャーリーズ・セロン (キャンディー・ケンドール) デルロイ・リンド (ミスター・ローズ) ポール・ラッド (ウォーリー・ワージントン) マイケル・ケイン (ウィルバー・ラーチ医師) 監督: ラッセ・ハルストラム |
Profile of Hero/Heroin
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Production Note 監督は1946年スウェーデン生まれで幼少期より8mm映画に熱中。75年に「En Kille och en tjej 恋する男と彼の彼女」で監督デビュー。 94年に女優のレナ・オリンと結婚。現在は米国とスウェーデンを行き来している。
米現代文学の巨匠ジョン・アーヴィングが自身の同名ベストセラーを脚色。 本年度アカデミー賞7部門でノミネートされ助演男優賞と脚色賞を受賞した。
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