11月の映画 - 4
鑑賞日: 2003. 11. 29
Bad Boys U


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全世界降参。 死んでもおまえをリスペクトする。

I n t r o d u c t i o n 

 ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが共演し思わぬスマッシュ・ヒットを記録した刑事アクション「バッドボーイズ」の8年ぶりの続編。麻薬密輸ルート壊滅に乗り出した敏腕コンビ“バッドボーイズ”と麻薬組織の激しい戦いを、スケールアップした迫力のアクションで描く。監督と製作は前作に引き続きヒットメーカー・コンビ、マイケル・ベイとジェリー・ブラッカイマー。


上映時間: 2時間26分
制作国 : アメリカ 2003年
日本公開: 2003.11.29
原  題 : BAD BOYS 2 BAD
ジャンル: アクション/コメディー


 

C a s t  &  S t a f f

 ウィル・スミス  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (マイク・ローリー)
 マーティン・ローレンス  ・・・・・・・・・・・・・ (マーカス・バーネット
 ガブリエル・ユニオン  ・・・・・・・・・・・・・・ (シドニー・“シド”・バーネット
 ジョルディ・モリャ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (ジョニー・タピア
 ピーター・ストーメア ・・・・・・・・・・・・・・・・ アレクセイ
 
 監督/ マイケル・ベイ
 製作/ジェリー・ブラッカイマー

 

Profile of HeroHeroin

 
Will Smith
 1968年フィラデルフィア生まれ。1986年にジェフ・ダウントとコンビでCDデビュー。TVドラマへの出演を経て、映画デビューは1992年「ハートブレイク・タウン」。93年「メイド・イン・アメリカ」、「私に近い6人の他人」、95年には「バッド・ボーイズ」で念願の初主演を果たす。97年「メン・イン・ブラック」でブレイク。99年「ワイルド・ワイルド・ウェスト」、00年「バガー・ヴァンスの伝説」、02年「アリ」などに出演。
                  

Martin Lawrence
 1965年ドイツ生まれ。幼少期をアメリカのメリーランド州ランバートで過ごす。学生時代はボクサーを目指したが、地元のコメディ・クラブに出演したところ、これが大ウケ! ニューヨークに出て有名クラブで活躍し、TVプロデューサーに見初められて本格的な芸能活動をスタート。以降、コメディ番組の司会者、ドラマ・シリーズ“Martin”の製作・主演などTV界で不動の人気を勝ち取り、89年『ドゥ・ザ・ライト・シング』で映画界デビュー。『ハウス・パーティー』(90)、『ハウス・パーティー2』(91)、『ブーメラン』(92)などへの出演を経て、1995年の『バッドボーイズ』で本格的に主演を務めた。その後の作品では主演と同時に製作者としても力量を発揮し、『ビッグ・ママズ・ハウス』(00)、『ブラック・ナイト』(01)、『ナショナル・セキュリティ』(03)などを手がけている。



Gabrielle Union

 1973年ネブラスカ州オマハ生まれ。UCLAを優秀な成績で卒業した後、人気コメディ番組“Moesha”で芸能界デビュー。『シーズ・オール・ザット』(99)、『恋のから騒ぎ』(99)への出演を経て、2000年に『チアーズ!』で一躍脚光を浴びた。02年は、人気TVドラマ“フレンズ”、映画では『ウェルカム トゥ コリンウッド』(03)、“Deliver Us from Eva”(03)、ジェット・リー監督作品『ブラック・ダイアモンド』(03)への出演が重なり、ピープル誌、ヴォーグ誌、サヴォイ誌などが“いまもっとも注目する女優”としてとり上げている。

The Director


監督のマイケル・ベイは大学を卒業後、フィルム・スクールを経てティナ・ターナー、ライオネル・リッチーなどのミュージック・クリップを手掛けるようになる。92年にMTVアワードを受賞。同時期にはナイキ、コカ・コーラ、バドワイザーなどのCMを制作し、95年の年間最優秀コマーシャル・ディレクターに選ばれた。その才能をプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーに見出され、95年「バッドボーイズ」の監督に大抜擢される。その後は「ザ・ロック」、「アルマゲドン」と大作を連発。01年にはいろいろと反響を呼んだ「パール・ハーバー」を監督。世界のヒットメーカーとなった。

               

Production Note

 ここ数年の作品で、飛行機や軍艦、さらには小惑星まで吹き飛ばしてきたブラッカイマー&ベイだが、彼らの得意中の得意はカーチェイス。思う存分の予算を注ぎ込めることになった『バッドボーイズ 2バッド』のカーアクションは、映画史上最大級の凄まじさとなった。マイアミ市内で、ハイウェイで、キューバの山間で、クルマばかりか周囲の街並みまで破壊する壮絶なチェイスが何度も何度も登場。銀行、葬儀社、そして村ひとつを巻き込んで、潰したクルマの総数は300台以上! 冒頭、ハイウェイを疾走中につぎつぎとクルマを投げ落とす車輌運搬車のチェイス・シーンだけでも軽く200台以上のクルマがクラッシュする。
 「凄いアイディアを思いついた!」とマイケル・ベイが勢い込んでブラッカイマーに電話したのが、ハイウェイを走行中の車輌運搬車からクルマを投げ落とし、“バッドボーイズ”のフェラーリがそれをかわしながらチェイスするという前代未聞のカーチェイス・シーン。その凄まじさを確証した2人はさっそく、最大級の迫力を引き出すためにどんな撮影をすべきか検討を開始した。そして導き出されたのが、“高速で衝突するシーンの大迫力は、高速で衝突して撮影すればいい!”という、単純だが危険極まりない結論! 2人はカメラクルーやスタントコーディネーターと綿密な意見交換をし、ドライバーの生命を完璧に守る“カーチェイス専用車”を開発することにした。衝突専門の1台、ローアングル撮影用の1台、バッドボーイズたちが乗るフェラーリの視点用に1台と、3台が製作されている。特に、骨組みを強化した運転席をさらに頑丈な三角形ポールで覆い、バンパーに5台のカメラを搭載した衝突専用車は、空港を借り切っての走行(衝突?)練習を繰り返し本番へ。時速105キロで疾走する車輌運搬車から投げ落とされるクルマに時速95キロで突っ込み、CGでは表現できない、史上最高の臨場感を約束するクラッシュ・シーンをモノにした。

 
           (以上 パンフレットその他から引用)

 

鑑賞後の一言
 この作品も8年前のpart2であるが、主役の二人のうち、マーティン・ローレンスは日本のコメディアンにそっくりと、以前から印象的に感じていた俳優であり、今回初めてスクリーンで見られてうれしかった。 この映画の印象はとにもかくにも、カーチェイスである。 とにかくスケールがでかく、実写で派手なカーアクションを息もつかせぬ連続技で見せてくれて、見る側にも緊張感が伝わってくる。どんな風に撮影しているのか知りたいところ。 終始テンポの速い展開の映画で二人の喧嘩しながらのやりとりにも時折笑ってしまい、楽しめた映画であった。


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