ジ・アウト・オブ・ウォー

I n t r o d u c t i o n

古人いわく『本当の敵を見誤ることなかれ』　．．．．国家中枢を司る者たちが操る陰謀は衆人には全く”不可侵の領域”。
　そしてその謎に満ちた迷宮を打ち砕く男の行動は．．．”プロの美学（アート）”！

華麗なアクションと冴えた頭脳で、闇に潜む敵を追うのは国連直轄の国際保安エキスパートチームのリーダー、ニール・ショー。　彼こそが、２１世紀のヒーローの新しいスタンダードとなるだろう。
　
新世紀記念式典を背景に、米中友好路線を妨害せんとする中国大使暗殺事件に端を発して、陰謀の歯車が回り出し、何重にも仕組まれた罠が彼を待ちうける。　八方塞がりの迷宮的状況の中で、彼はどのように活路を見い出し、本当の悪の顔を暴くのか？　国連内部の者にもその姿を明らかにされない、影の男。　その影のエキスパートが疾走する、緊迫した国際政治の裏では、最先端の技術と古来の兵法を駆使した「闘い」が、始まろうとしていた。

この２１世紀対応のニュー・ヒーローを演じるのは、黒人スターのカリスマとして日本でも人気の高いウェズリー・スナイプス。　居並ぶ黒人スターのなかでもアクション感度、ヒーロー適性度では群を抜いて活躍している事は近年のあたり役となったヒット作「ブレイド」でも証明されている。

C a s t & S t a f f

ウェズリー・スナイプス　（国連保安エキスパート　ニール）
ドナルド・サザーランド　（国連事務総長　トーマス）
アン・アーチャー　　　　（事務総長の腹心エレノア　）
モーリー・チャイキン　　（警部　カペラ）
マリエ・マチコ　　　　　　（同時通訳者　ジュリア）

監督／クリスチャン・デュゲイ

Profile of Hero／Heroin

　
ウェズリー・スナイプス
１９６２年フロリダ州生まれ。　ニューヨークに移り住みニューヨーク州立大で演劇専攻。　映画デビューは８５年『ワイルド・キャッツ』だが注目を集めたのは８９年の『メジャーリーグ』の個性派野球選手役。　主な出演作は９３年『ライジング・サン』、９４年『ドロップ・ゾーン』、９５年『マネートレーン』、９７年『ホワイト・ハウスの陰謀』、９８年『追跡者』、９８年『ブレイド』、２００１年『アート・オブ・ウォー』。

Production Note

原題は”孫子の兵法”からの引用。　原題ともなってる”ジ・アート・オブ・ウォー”とは、中国の春秋時代の偉大な戦略家・孫子からの引用。　戦に勝つ秘訣は戦略であり、ただ力とのぶつかり合いに頼るのではない、という事。　この孫子の兵法にはナポレオンのほか、のちの多くの将軍たちが見習っていてる。

　
　　　　　　　　　　　　（以上　パンフレットその他から引用）

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