I n t r o d u c t i o n 

　　正義感に燃える熱血派の女弁護士と、仕事上の対立関係にあったハンサムで優柔不断な御曹司がいつのまにか恋に落ちてしまうロマンティック・コメディ。主演は本作で製作も務めるサンドラ・ブロック。共演に「アバウト・ア・ボーイ」のヒュー・グラント。「デンジャラス・ビューティー」などで脚本を手掛けたマーク・ローレンスの監督デビュー作。
　優秀で正義感が強く社会奉仕活動に熱心な女性弁護士ルーシーは、彼女が生まれ育ったここニューヨークの由緒ある公民館の取り壊しを阻止しようと懸命だった。彼女は、取り壊しを強行しようとするニューヨーク最大手の不動産会社ウェイド社を直談判に訪れた。ウェイド社のトップはＧＱの表紙を飾るほどハンサムな人気者ジョージ・ウェイド。折しも優秀な顧問弁護士を探していた彼は、公民館存続を条件にキレ者のルーシーを雇い入れることを提案する。悩んだ末にこの条件をのむルーシーだったが、ジョージの公私を混同した要求の数々に耐えかね、ある日ついに“２週間後に辞める”と言い出すのだった…。

上映時間：　１時間４１分
制作国　：　アメリカ　２００２年
日本公開：　2003. 5. 24
原　　題　： Two Weeks Notice
原　　作　：

C a s t  &  S t a f f

　サンドラ・ブロック　・・・・・・・・・・　（弁護士　ルーシー・ケルソン）
　ヒュー・グラント　・・・・・・・・・・・・・・・・・　（不動産会社社長　ジョージ・エイド）
　デヴィッド・ヘイグ　・・・・・・・・・・・・・・・　（ルーシーの兄　ハワード）
　アリシア・ウィット　・・・・・・・・・・・・・・・　（ジューン・カーバー）
　ダナ・アイヴィ　・・・・・・・・・・・・・・・・・・　（ルース・ケルソン）

　監督／　マーク・ローレンス
　製作／　サンドラ・ブロック

Profile of Hero／Heroin

　
Sandra Bullock
１９６５年ワシントンＤＣで生まれる。オペラ歌手の母とクラシカル・ボイスを教える父を両親に持つ。　母の舞台に子役として立ちながらヨーロッパ中を回る。　大学でドラマを勉強後ＮＹでＴＶデビュー。　その後キャリアを積む為にＬＡに移る。　主な出演作は「28days」、「恋は嵐のように」、「評決の時」、「スピード２」、「あなたが寝てる間に」、「恋する泥棒」など。また「微笑をもう一度」でプロデュース・デビューを果たす。０１年「ガン・シャイ」、「デンジャラス・ビューティー」。
　　　　　　　　　　　　　　　　


Hugh Grant
1960年、ロンドン生まれ。82年、オックスフォード大在学中に映画デビュー。87年『モーリス』でヴェネチア映画祭最優秀主演男優賞を受賞、国際派俳優としての地位を確立。その後は『白蛇伝説』（88）、『赤い航路』（92）、93年には『日の名残』に出演。翌年、全米で大ヒットした『フォー・ウェディング』では、軽妙なコメディーセンスを発揮し、ゴールデン・グローブ賞最優秀主演男優賞を獲得。アカデミー賞脚色賞を受賞した『いつか晴れた日に』（95）、クリス・コロンバス監督の『9ヶ月』（95）など。　99年、ジュリア・ロバーツと共演した『ノッティングヒルの恋人』では、全世界の女性を魅了。他の出演作に『ウェールズの山』（95）、『ボディ・バンク』（96）、『恋するための3つのルール』（99）などがある
　

The Director

　監督のマーク・ローレンスはこの作品で監督デビューを果たしたが、サンドラ・ブロックと組むのは、今回が3度目である。彼はスマッシュ・ヒットとなった『デンジャラス・ビューティ』やベン・アフレック共演の『恋は嵐のように』といったブロックの作品の脚本を手掛けてきた。
　ブルックリン生まれの彼はニューヨーク大学のロースクールを中退し、テレビのライターとしての道を歩み、TVシリーズ「ファミリー・タイズ」の脚本家兼製作者として、エミー賞やヒューマニタスなどの賞の候補に上がった。また、TVシリーズ「プライド・アンド・ジョイ」の執筆者であり、共同製作も担当している。
　

Production Note

鑑賞後の一言
　今週は気楽に見るラブ・ストーリー。　ヒュー・グラントは常に同じキャラ。　このキャラ以外の映画は観たことがない。それだけこのお気楽なお坊ちゃん風の役がピタリ。　英語は得意ではないが（私が）、彼の英語は聞き取りにくい。　イギリス人なのにきれいな発音では無く、どこか訛りがあるような感じだ。　サンドラ・ブロックも比較的このような男っぽいキャラの役が多いと思う。　ストーリーや流れの点ではコミカルに徹しているが、時々飽きがくる感じで、見る前のイメージと少し違っていた事もあり、いまいちの映画であった。