トゥーム・レイダー

I n t r o d u c t i o n

優雅さとお転婆の同居する、タフで、セクシーでスタイリッシュなヒロイン　―　ララ・クロフト

　公開わずか3日間で47,735.743ドル（約59億円）の興行収入をあげ、全米第1位の大ヒツトを記録。　ケタ違いの実力を見せつけて、チャーリーズ・工ンジェル（キャメロン・ディアス主演、公開3日間40,128,550ドル）、プリテイ・ブライド（ジュリア・ロバーツ主演、公開3日間35,055,556ドル）を破り、アンジェリーナ・ジヨリーが女性主演映画のオープニング成績歴代ナンバーワンという不滅の金字塔を打ち立てた！　総製作費1億ドル、構想4年、いま最高にノリに乗っているアカデミー賞女優アンジェリーナ・ジョリーが、世界でいちばん有名なヒロイン”ララ・クロフト”に扮し.監督に『コン・エアー』　のサイモン・ウエストを迎え、これ以上は望めないスタッフ・キャストが結集した21世紀最初のヒツク・イベント。　想像を絶するアイデアとイメージ溢れる映像が、観客をスクリーンに釘付けにするアクション・アドベンチャー　『トウームレイダー』が、ついにその全貌を現す。　　＜5000年の間、子孫代々に受け継がれ、”イルミナーテイ＝光の人々”と呼ばれてきた秘密結社は、太陽系の全霊星が太陽と完全に一直線に並ぶ”グランド・クロス”を待ちかIねていた。　星々の大イベントが始まる、まさにその瞬間、彼らは宇宙のパワーを手にし、世界を自由に操ることができるのだ。　しかし、その彼らも、自らの不動の座を揺るがすかもしれぬ存在を予測することまではできなかった。　「その存在とは、美しく、知性あふれる、パワフルでセクシーなヒロイン”ララ・クロフト”だった・・・。＞　

Profile of Hero／Heroin

Angelina Jolie

　アンジェリーナ・ジョリーは、間違いなく、この映画最大の財産だ。　ゲーム史上最高の人気を誇るキャラクター=ララという、アクションアドベンチャー超大作のヒロイン役に抜擢された彼女は、類まれな才能をもったトレジャー・ハンターという新しい役どころに備えるため、軍隊の訓練にも負けないトレイニングを精力的にこなし、プロデューサー、監督、共演者から「プロフェショナルで、頭が良くて、どんな現場でも文句一つ言わない！　本当に数少ない素晴らしい女優だ」と絶賛された。　またこの作品では、初の親子共演をはたしている。

彼女は2000年『 17才の力ルテ』で初のアカデミ一助演女優賞（と3部門にわたるコールデン・グローブ賞は3回目、スクリーン・アクターズ・キルト賞〕を受賞した。　さらに、TNTの ”GEORGE WALLACE”では初のコールデン・グローブ賞を、HBOの”GIA”では2度目のゴールデン・グローブ賞を受賞。　この最後に挙げた2作品では、工ミー賞にそれぞれノミネートされている　また『マイ・ハート、マイ・ラブ』（99）では、ナショナル・ボード・オブレビューの”ブレークスルー・パフォーマンス賞（突出した演技賞）”を受賞している　主な出演作に　『ボーン・コレクタ-『（99）、『狂っちゃいないぜ』（99）、『60セカンズ』（2000）など

Director

Production Note

60年代はじめに『ロード・ジム』が撮影されて以来、カンボジア王国は映画製作者たちにとって、長らく禁断の地だった。　『キリング・フィールド』のローランド・ジョフィ監督でさえ、タイでのロケを余儀なくされた。　60年代以降、カンボジアは40年近く、旅行地図から、事実上削り取られたも同然だった---この映画までは。

　クメール文化遺産のアンコール・ワットは、世界的な遺産のひとつだ。　東南アジアでは、その壮麗さと緻密さにおいて右に出るものはない。　製作人がアンコール・ワットでのロケを決断すると、慎重な交渉が始まった。　政府と古代遺跡の関係者たちとの間で折衝が続けられ、遺跡の保護をし、国連から経済援助を受けている組織”APSARA”との交渉の結果、製作者たちは、広大なアンコール・ワットの敷地の、一部の場所での撮影を許された。　撮影ははきわめて順訓に進み、撮影隊が古代遺跡を慎重に扱ったおかげで、”APSARA”の責任者たちも心から満足していた。　また、数百人の住人に、（臨時とはいえ）雇用礎会を提供。　映画にはたくさんのエキストラが出演し、その中には本物の仏教僧が100人もいた。アンコール・ワットのシエムレアプの住人全員にとって、ハリウッドがやってきた2週間は、きわめて実りのある、期間だったのだ。

父親役のジョン・ボイトはアンジェリーナ・ジョリーの実の父親であり親子共演を果たしている。　子供の頃に一度父親の映画に出た事はあるが、成人してからはこれが初めて。

　
(以上プログラムその他より引用)