9月の映画 - 4 鑑賞日: 2001. 9. 24 |
「ラッシュアワー2」 |
I n t r o
d u c t i o n 全世界待望の続編! 香港⇒L.A⇒ベガスをまたにかけ、ついにあの最強コンビが帰ってきた。
待望の続編がついに登場。 1998年夏、全米でタイ夕二ックやプライベート・ライアンを超える驚異的成績でオープニング記録を樹立し、全世界的に大ブームを巻き起こしたラツシュアワー。そして2001年、名実ともに世界のアクションスターの称号を手に入れたジャッキ一・チェンと、Mr.マシンガントークの名を世界に知らしめたクリス・夕ッカーが再びコンビを組む時が来た! すべてがパワーアップしたラツシュアワー2 に、再び世界が熱狂することは間違いない!! 総製作費は100億円!今度はアジア・アメリカをまたにかけて大暴れ!! 前作ではジャッキ一・チェン扮する香港警察リー捜査官が、L.A.に飛んでカルチャーギャップに遭うという状況が、物語に更なる面白さを加えていたが、今回の舞台は、まず香港から始まる。 そう、前作は2人が休暇をとって香港に向う飛行機の中で映画は終わるが、今度はその休暇中に事件は起こるのだ! しかも香港はリー捜査官のテリトリーだが、クリス・タッカー扮するL.A.P.D.カーター捜査官にとって、そんなことはお構いなし。 アメリカから来たスターであるかのごとく暴れまくる! そして舞台はロサンゼルス、ラスベガスへ “謎が謎を呼ぶ事件と息もつかせぬ展開に、スーパーコンビはいかに立ち向かうのか、 |
C a s t & S t a f f ジャッキー・チェン ・・・・・・・・ (香港警察 リー捜査官) |
Profile of Hero/Heroin
Jackie
Chan 1954年、香港で住み込み料理人の父とメイドの母の間に生まれる。 両親はジャッキーを連れてオーストラリアに移住。6歳の時ダンス、歌、演技などのトレーニングを受けるため再び香港へ。ブルース・リー「ドラゴン怒りの鉄拳」(71)にスタントマンとして出演。これがきっかけで小さな役の依頼がいくつか来るようになり、「The Little Tiger of Canton」、「ジャッキー・チェンの秘龍剣/小林門」に主演。 カンフー映画に次々に出演するがしばらくは当たらず彼のアメリカでの注目度は90年代半ばに再燃。 94年のライフタイム・アチーブメント賞を受賞してから95年の「レッド・ブロンクス」は大ヒット。「ファイナル・プロジェクト」、「ナイスガイ」、98年の「ラッシユアワー」、2000年の「シンハイ・ヌーン」でハリウッドスターの地位を確実にする。 Chris
Tucker ジョージア州アトランタ生まれ。「西武一の早口」と異名をとる彼はスタンドアップのコメディアンとして芸能界入りした。19歳の時ロスアンゼルスの倶楽部でコメディアンとして舞台に立つ。映画は94年の「ハウス・パーティ3」がデビュー作。95年にMTVの最優秀ブレイク・スルー演技賞にノミネート、一躍注目される。97年「ランナウェイ」、「フィフス・エレメント」、、「ジッキー・ブラウン」にも出演。名実ともに彼をスターの座に押し上げたのが98年の「ラッシユアワー」だ。 Zhang
Ziyi 1979年北京生まれ。先ごろ世界でもっとも美しい50人の一人に選ばれた。2000年の「グリーン・デスティニー」の全米大ヒットの効果もあってハリウッドからの出演依頼が絶えない。ただいま英語を特訓中で当分は英語をしゃべる役は遠慮するつもりとか。ラッシアワー2でも北京語しかしゃべらない彼女だがそれがかっこいい。99年に「初恋のきた道」のヒロインに大抜擢された。北京の中流家庭の出身で父親は経済官僚。11歳から6年間民族舞踊とモダンダンスを学ぶ。 John
Lone 1952年香港生まれ。 アカデミー賞作品「ラストエンペラー」(87)で一躍世界の注目を集めた。 2度のゴールデン・グローブ賞ノミネートなど彼の才能は批評家からも観客からも高く評価されている。84年の「アイスマン」で映画デビュー。 85年「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」、87年「ラスト・ジゴロ」、88年「モダーンズ」、91年「上海1920 あの日見た夢のために」、 93年「Mバタフライ」などに出演。 |
Director |
Production Note
前作ラッシーアワーは1998年の9月に全米公開するや、公開週末だけでプライベート・ライアン、タイ夕二ツクを上回る3,300万ドルを記録、世界での興行収入は最終的に2億5,000万に上った。 息もつかせぬアクション・シーンとスーパー・コメディのハイブリッドなコンビネ一ションで観客の心を鷲つかみにした-ラッシユアワーは、ジャッキ一・チェンが本格的にハリウッドへ進出した第1弾の映画であった。
ハリウッド・レポーター紙は「大家がハリウッドへやってくる。 いや、むしろハリウッドが大家を迎える」と賛辞を贈り、タイム・マガジン誌もF世界で最も愛されるムービー.スターと彼を評した。 クリス.夕ッカーは「フィフス・工レメント」、 「ジャッキー・ブラウン」で強烈なインパクトを残し、1997年の大ヒットコメディー「ランナウェイ」に主演しコメディ・スターとして一躍脚光を浴びた。 この豪華スターが共演した「ラッシュアワー」を監督のブレット・ラトナーはこう振り返る。 「本当に楽しかったよ。ジャッキーーとクリスの絶妙なコンビネーションにみんなが興奮した。 彼らのコンビはビンの中で起きた化学反応のようなものだよ」
またフライベートでも2人は仲が良く、「ジャッキ-と僕は一緒に仕事をする運命だったんだよ。 まるで僕たちは兄弟みたいなんだ。 僕が黒人で彼が中国人だけどね」とクリスは断言し、ジャッキ一はクリスについて笑顔でこう言う。 「僕たちは互いの洋服をプレゼントしあったんだ。 僕が中国の伝統を教えて、彼がアメリカのラップ音楽を教えてくれた。 彼は本当に親友だよ」
続編はカーターとリーが香港に辿り着き、太平洋を渡る長いフライトから解放されたその瞬間から始まる。 監督のブレット・ラトナーはこう語る。「前作のラストシーンは、いつか続編が作れることを願って書いたんだ。 それで違和感なく別の場所につながるように、彼らを香港行きの飛行機に乗せたんだよ」 ブレット・ラトナーは1998年に香港で行われた「ラッシュアワー」のプレミア試写会にクリスタッカーと共に出席し、夕ッカーが街を歩く時に地元の人から受けた歓迎振りを見たときから、続編の舞台を香港にすることを本能的に感じていた。「香港を見て回ったんだ」すると人々はクリスをじっと見てね。 彼はその独特な口調で話しかけるんだけど、彼らはただ変人でも見るような目で見つめていたんだ。 あんなにおかしいとは思わなかったね。」 |
鑑賞後の一言
前作も面白かったが、今回の第2作も香港、ロス、ラスベガスと舞台を変え二人の迷コンビと美人の殺し屋と謎の女性などとの対決がユニークで面白い。 一番面白かったのは、最後にNGシーンをいくつかみせてくれたこと。 他の映画でも見せてほしいものだ。 |