5月の映画−2

鑑賞日: 2003.5.10

メイド・イン・マンハッタン


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それはひとつの嘘から始まった。

I n t r o d u c t i o n 

 ニューヨークを舞台に、「ザ・セル」のジェニファー・ロペス主演で贈る現代のシンデレラ・ストーリー。一流ホテルの客室係として働くシングル・マザーのヒロインが、ひょんなことから未来の大統領候補と運命的な出会いを果たし、図らずも恋に落ちていく姿をロマンティックに描く。共演は「シンドラーのリスト」のレイフ・ファインズ。監督は「スモーク」のウェイン・ワン。


上映時間: 1時間45分
制作国 : アメリカ 2003年
日本公開: 2003. 5. 10
原  題 : Maid in Manhattan
原  作 :


 

C a s t  &  S t a f f

 ジェニファー・ロペス ・・・・ (ホテルのメード マリサ・ベンチュラ)
 レイフ・ファインズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (下院議員 クリストファー・マーシャル)
 ナターシャ・リチャードソン ・・・・・・・・・・・・ (富豪のわがまま娘 キャロライン・レーン)
 スタンリー・トゥッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (クリストファーの秘書 ジェリー・シーゲル )
 タイラー・ガルシア・ポジー ・・・・・・・・・・・・ (マリサの息子 タイ・ベンチュラ)

 監督/  ウェイン・ワン

 

Profile of HeroHeroin

 
Jennifer Lopez
1970年ニューヨーク生まれ。ミュージカル・”シンクロニシティー”の日本公演でデビューを果たす。その後も多数のミュージカルに出演し、キャリアを積んだ彼女は86年「リトル・マイ・ガール」で映画デビューを果たす。この作品でインディペンデント・スビリット賞にノミネートされるなど注目を集める。95年「マネー・トレイン」、96年「ブラッド&ワイン」、97年「Uターン」、「アナコンダ」などに出演。 またミュージシャンとしての活躍も目覚しく彼女のファーストアルバムも全世界で600万枚を売り上げた。

                


Ralph Fiennes
1962年イギリスのサフォーク生まれ。6人兄弟の長男で王立演劇学校を卒業後、ロイヤル・シェークスピア・カンパニーに入団、活動を開始する。91年「ロレンス1918」、で見出され、翌92年「嵐が丘」に出演。一般に広く知れ渡るようになったのは93年「シンドラーのリスト」でのナチ収容所の所長役。これによりアカデミー助演男優賞にノミネートされた。以降、冷たい雰囲気を醸し出しながらいろいろなジャンルの作品に出演。95年にはロンドンやブロードウェイにて「ハムレット」に出演、トニー賞に輝いた。「ER 緊急救命室 」のアレックス・キングストンと95年離婚。 ジョセフ・ファインズは一番下の弟。

The Director


 監督のウェイン・ワン1948年香港生まれ。18歳で渡米し、カリフォルニア美術工芸大学で映画を専攻。香港に戻って公共放送局RTHに勤めたのち、サンフランシスコで社会福祉の仕事に就く。ここで移民の世話をした経験に基づいた16ミリ作品の『Chan is Missing』が批評家から高い評価を受け、LA映画批評家協会賞のインディーズ映画賞を受賞。続く『Dim Sum:A Little Bit of Herat』は英アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされた。 '87年には、トム・ハルス、メアリー・エリザベス・マストラントニオを主演に迎えた『スラムダンス』でハリウッドに進出。愛妻コラ・ミャオが主演した『夜明けのスローボート』('89)を経て、エイミ・タンの原作を映画化した『ジョイ・ラック・クラブ』('93)では女性のアンサンブル映画に卓越した演出の腕前を発揮。さらに、ポール・オースターを脚本に迎えた『スモーク』('95)では、ニューヨークの片隅に生きる人々の人生の機微を巧みに描き取り、ベルリン映画祭の銀熊賞に輝いた。

Production Note

セントラル・パーク・イーストにあるという設定のベレスフォード・ホテルのモデルになったのは、パーク・アベニューにあるウォルドーフ・アストリアだ。 「リアリティを高めるために、実際のホテルの舞台裏で撮影したい」というウェイン・ワン監督の意向を汲んだプロダクション・デザイナーのジェーン・マスキーは、製作者たちをウォルドーフに案内。結果、スタッフたちが忙しく立ち働く階下のシーンは、実際にこのホテルの内部で撮影されることになった。 これとは対照的に、クリスやキャロラインが宿泊するスイートルームは華やかに装飾されたセットで撮影されている。これは、マリサの属する階下の世界と、クリスの属する階上の世界のコントラストを強調するというワンの演出プランに基づくもの。「階上には、美しく温かい照明を使った。静かで広々としたその空間は、いつもうるさくて天井が低く、狭苦しい階下とはっきり対比をなしている」と、ワンは語る。
            (以上 パンフレットその他から引用)

 

鑑賞後の一言
 最近鑑賞した映画は、自分にとっては、あまり満足感が得られない作品が続いていたが、今日の映画では久しぶりのラブロマンスの映画で満足感が得られた。 もともとこのジャンルが好みなのかもしれない。ジェニファー・ロペスは相変わらず体格もよく、しんの強そうな雰囲気の女優。 一方相手役のレイフ・ファインズはこのところの前2作が変質的で暗い役が続いていたが、今回の役は180度違うハンサムな役で意外な一面を見せてくれた。前2作の暗いイメージが強すぎたので、本作の役が意外に感じた。


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