旅を終えて、タイの感想を聞かれれば、やはり日本より暑く、蒸し暑い。 雨季のはずだが、日中は雨にあわず、ほとんどが晴れで日差しは強く、蒸し暑い。 移動する車のクーラーの効きが悪かったのも、つらいところ。
小人数のツアー
今回のツアーは空いている時期を選んだせいか、一緒のツアー客は３組６人。 これほど少なかった団体旅行は初めて。 したがって、ツアーに使用された車もトヨタのワンボックスカー。 最初はちょっと不満だったが、結果的には小人数のほうが、動きやすく、、観光で説明を受ける際も、集まるまでのロスタイムも少ないし効率的である。 また、自然に打ち解けて親しくなれるし、こんな団体旅行もいいものだと再認識した。
いつも渋滞
バンコクは車が多く、渋滞も多い。 また、台湾以上にバイクが多い。 バイクが多いのは経済的なこともあろうが、渋滞が多いことから、バイクのほうが車の間を抜けて走れるメリットがある。 そしてそのメリットを生かしたオートバイタクシーが利用されている。 客は行き先を告げ、料金を話し合いで決めて、後ろに乗って行く。 車は日本製が多く、国産では作っていないので、１００%輸入に頼っている。
車検なし
タイでは車検制度がなく、走れれば、どんなおんぼろでも、お咎めなし。 ガイドの話では、中のエンジンや部品を交換して長く使う車か多いとか。 外はベンツで中はトヨタのエンジンとか、いろいろあるそうだ。 乗用車は比較的きれいな車が多いが、乗り合いバスや三輪自動車などは古い車が多い。
寺院がきれい
タイは仏教国で、寺院も多いが、ほとんどの寺院がカラフルで、黄金色を含めて実にきれいである。 日本の寺院が暗い感じなのに比較して鮮やかな色彩である。 また仏像も黄金色が多く、表情や形も日本とはまた異なっている。
１日に２〜３箇所
ツアーにつきものの、途中立ち寄りのショップ。 ツアーでは必ず観光の途中にいくつかのショップに立ち寄ることになっているようだ。 観光客にとっては、おみやげなど買い物する時間と機会が与えられるので、喜ぶ人もいるが、そうでない人もいる。 ツアー中９箇所くらいは立ち寄った中で、半分くらいは、あまり興味がなく、時間を持て余してしまう。 現地ツアーガイドを請け負う旅行社にとっても、現地の店との提携もあるのであろう。
終わりに
今回の旅先の決定は、二人でだいぶ意見が食い違い難航した。 私は出来るなら行ったことのない国を選びたかったが、タイのバンコクは入社２年目に一度訪れているので、パスしたかった。 しかし今回は相方の希望を優先した形となった。 しかしながら、 結果的には私も満足できた。 ２度目とはいえ、前回ははじめての海外旅行で、かつ、２日ほどしか滞在しなかったので、それほどタイは見ていなかったのと、今回のツアーでは、内容も充実していたし、興味深いタイを再認識できたから。 あの津波がなければプーケットにも行ってみたかったところ。
