台湾旅日記 (1日目 台北から高雄へ)


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成田空港 最初のハプニング

  午前8時に主催旅行社がいる団体受付でチケットを受け取り、指示にしたがって個別に日本航空のチェックインに向かったが、受付が停止されていた。 係員の話では予定フライトである日本アジア航空201便は機体メンテナンス中で出発のめどが立っていないとのこと。 名前を聞かれてから一人1500円づつの食事券をくれた。 仕方なく、まだ食事を取っていなかったので、レストランで朝食をとった。 レストランには空港内のアナウンスが聞こえないので、しばらくしてカウンターに行ってみると、再開したので、急いで手続きとして欲しいとのこと。 食事券をくれた位だから、かなり遅れると思っていたので早めの手続き再開にはあわててしまった。

成田空港 2番目のハプニング


 急いでチェックインすると、エコノミーが満席でビジネスに乗ってくれという。 思わず心の中でラッキーと喜びながら、表情はポーカーフェース。 結局当初の機材はトラブルで予備機に切り替えて出発することになった。 予定外の嬉しいハプニングでビジネスクラスになったので、搭乗開始もエコノミーよりも先に搭乗でき、ゆったりとした座席と通路に感激。 飲み物が配られる時は一人一人の名前を呼んでくれて、何を飲むか聞かれる。 グラスや食器もプラスチックや紙コップではなく本物のガラスや陶磁器。料理も豪華で、デザートも後から出てくる。 団体旅行の安い運賃なのに、乗ってしまえばビジネスの乗客扱いに感謝感激。

 

  

台北(中正国際)空港到着


 
約3時間のフライトで午後12時30分頃 台北の中正国際空港に到着。 到着ロビーに出ると旅行社のマークの入った紙を持った男が日本語で「お疲れ様、こちらでお待ち下さい」と声をかけてくれた。 50代くらいの台湾人だが、日本語が8割程度?しゃべれる現地のツアーコンダクターだった。 同じツアーに参加した人は全員で9組18名の夫婦で、うち6組12名は銚子から来たという近所の仲のいい仲間達、我々を含む残る3組は別々の夫婦。 (参加した全員が夫婦連れとは珍しい?)

台北空港から高雄へ


 空港から専用のツアーバスに乗り込み、高速道で高雄へ向かう。 台湾のツアーバスはみな、派手な原色に近い色で、とにかくでかでかと派手な文字で旅行社の名前などが書いてあり、ちょっと笑ってしまう。 座席が2階にある観光バスで18名しか乗らないため、ゆったりと座ることが出来た。

バスの中で台湾ドルと日本円を交換してくれた。 1万円で3000台湾ドル。 1NT$=3.4円。

 

 

 



 途中2箇所ほどサービスエリアでトイレ休憩に立ち寄りながら6時間かかってようやく高雄市内に到着。 台湾の高速道は5車線もある。 有事の時には滑走路になるようだ。 全般的に車が多いので都市部では渋滞が多いそうだ。 途中、ツアーコンダクターの蔡さんが台湾の事情をいろいろと話してくれたが、我々の到着する一週間ほど前に強い台風の上陸で2日間で2000ミリの大雨が降り、川の氾濫や土砂崩れなど台中・台南地方に大きな被害が出たそうだ。 車窓から見る川も台風の爪痕を残していて濁流と流木などが見られた。


 

高雄の夜市 

 夜6時頃高雄市内のホテルに到着しレストランで広東料理の夕食。 円形テーブルを囲んで同じツアーの人たちと座り、台湾ビールを頼んで夕食を楽しんだ。

 食後ツアー客全員でそのまま六合二路の夜市の散策に出かける。 台北にも夜市があるが、台湾では人気の観光スポット。 屋台風の店に美味しそうな果物や食べ物が並べられて地元の人たちが食事をしたり、観光客が雰囲気を楽しみながら歩いたりしている。 ツアーコンダクターが言うには、旅行客はあまり屋台の食べ物を食べない方が良いとのアドバイス。 夜8時過ぎにホテルに戻り部屋に入る。

 

 

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