４/１３（金）　Ｖａｔｉｃａｎｏ　バチカン市国　

　８：３０にローマのホテルを出発して最初にバチカン博物館へ。　博物館の前では例によって現地ガイドのおばあさんが待っていて昨日と同じくただ付いてくるだけで、昨日から同行しているツアー会社のシモーネ君が館内の絵画や天井画などを説明してくれた。　バチカン博物館では壁や天井に描かれた絵やフレスコ画、そして大きな布に刺繍した宗教画などが壁にかけられている。

バチカン博物館入り口

バチカン博物館の中庭

バチカンの紋章　松の実

バチカン博物館内部

天井は金色の絵で埋め尽くされている

壁に描かれた絵

　バチカン博物館に続きシスティーナ礼拝堂へ。　ここには有名なミケランジェロが描いた「最後の審判」のフレスコ画が正面の壁いっぱいに描かれているが数年前に日本テレビがスポンサーとなって修復され鮮やかな色彩が甦っている。

システィーナ礼拝堂に描かれた最後の審判

バチカン博物館入場券

　続いてサンピエトロ大聖堂を見学。　世界中のカトリック教会を統括する総本山であると共に内部には歴代の天才建築家･彫刻家の貴重な作品が詰まった夢のような建物である。　入口を入ると右手にはガラス張りの奥にミケランジェロが２４歳の時に彫った有名な「ピエタの像」がある。以前はガラス越しではなかったが、いたずらにより一部損傷があったため、今ではガラスで保護している。　大聖堂ではイースターを直前に控えテレビカメラが準備され、ミサの準備やリハーサルが行われていた。

ピエタの像

サンピエトロ大聖堂内部

　大聖堂を出ると直径２４０ｍの楕円形をした大きなサンピエトロ広場があり広場は回廊の両翼で抱きかかえられているような設計となっている。　広場は数日後の復活祭に備え、広場一杯に椅子が並べられている。　建物の入口はスイス人の衛兵がミケランジェロがデザインしたカラフルな伝統衣装を着けて警護している。

サンピエトロ広場

広場から見るサンピエトロ大聖堂