朝８時に川越を出発して途中２カ所ほどＳＡで休憩をとり愛知県豊田市足助にある紅葉で有名な香嵐渓にやってきました。 高速道路の豊田勘八ＩＣを下りてから香嵐渓まで香嵐渓に向かう車で大渋滞。ノロノロ状態でかなり時間をとられ、香嵐渓に着いたのは予定より１時間遅れの１５時２０分でした。

約１時間半の自由行動となり、さつそく紅葉狩りに出かけました。 巴川にかかる待月橋を渡ると、川沿いは紅葉真っ盛りでした。 願わくば、もう少し早い時間で陽が当たっていると、紅葉ももっと映えるのですが。

浜名湖の隣に猪鼻湖があります。 その猪鼻湖に面したホテルに宿泊です。 夕食はツアータイトルにも含まれているカニ食べ放題とバイキングの夕食です。 翌朝６時２０分頃、部屋から見る朝焼けが綺麗でした。

翌朝、ホテルを出発したツアーバスはロッコ列車に乗るため、大井川鐵道井川線の「奥泉駅に来ました。 この駅からトロッコ列車に乗ります。 トロッコ列車が入ってきました。 大井川の上流部奥大井の渓谷をゆっくりと走る鉄道です。 この鐵道は発電所とダム建設のためにつくられ線路の所有が電力会社で、現在は純粋な地元と観光客のための旅客鉄道になっています。

トロッコ列車に乗って、大井川渓谷沿いの綺麗な景色を堪能します。 この鉄道は一部区間で国内唯一のアプト式を使い鉄道日本一の急勾配1,000分の90を登ります。 途中駅で、連結終了後、トロッコ列車は機関車に押されて急勾配を進みます。 渓谷日を堪能したあと我々のツアーは途中駅の「長島ダム駅」で降ります。

トロッコ列車を降りてツアーバスは、１２時頃、寸又峡温泉の入口に着きました。 ここでツアーバスを降りて、自由行動となりました。 駐車場から寸又峡に向かって緩い上り坂を登っていくと、寸又峡温泉入口にカモシカでしょうか、オブジェがありました。 このあたりには、おみやげ屋さんや食事が出来るお店もあり、観光客でにぎわっています。

寸又峡は静岡県の中央部にあり、大井川の中・上流域に位置して大井川の豊かな自然の中に、川幅の広がる中流域には220ｍの大吊橋が、山間の渓谷には小さな吊橋が幾つも架けられています。 ダム湖の左側に夢の吊り橋が見えます。 ここに降りていく道の分岐に注意書きがありました。 「この先、夢の吊り橋に行かれる方は、その先にきつい階段の登りがあるので体力に自信の無い方は、遠慮して下さい」と。 そして一方通行なので、途中からあきらめても戻れないためもあります。 ここまで来て有名な夢の吊り橋をあきらめるのは嫌なので、私はそのまま進みました。

寸又峡の夢の吊り橋を体験して再びバスに集合し、次の目的地へ向かいます。　次はＳＬ列車への乗車です。 １５時頃大井川鐵道の家山駅に到着。 ここはＳＬの撮影ポイントとして人気があり、映画の撮影にもよく使われるようです。 あの映画「鉄道員（ぽっぽや）」の一部シーンもここで撮影されたそうです。 多くの人がカメラを構える中、我々の乗る列車が入ってきました。

列車が到着し、そして６号車に乗車します。 列車の後ろの方はホームからはみ出ているので５号車から乗って６号車に移動します。全車指定席です。 この列車は１５時４８分発の急行金谷行きです。 発車してしばらくすると、車掌の中村さん（女性）がやってきました。 大井川鐵道の中村さんなので、　オーイ、ナカムラサンと呼ばれているとか。 どこかで聞いたフレーズです。（若い人にはわからないかも−笑） そして、いろいろと説明をしてくれます。 右の写真で手に持っているのは燃料の石炭です。 最後はオカリナでふるさとを演奏してくれました。 ＳＬ列車は時々なつかしい汽笛を鳴らしながら進み、３０分ほど走って１６時１９分、我々は新金谷駅で降りました。

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